所有する土地のとなりの土地と家だ。
数年前に買った百坪弱の隣地、二百坪強だ。
併合すると三百坪強になる。
失地の回復だ。
☆購入経緯
・仕草
堀栄三のいふところの仕草。
数週間前に、測量会社が印鑑をもらいにきた。
思へば、この時点で気づくべきだった。
年老いた工作員情報によると、テナントとして貸している土地の、隣の土地と家の売却だった。
すぐに現地まで行き、ピンポンを押すが、誰もいない。
手紙を書こうと思ったが、便箋と封筒がナイ。
仕方がナイので、銀行の封筒の裏にメモを書く。
「 隣地のものです。価格が合えば、譲っていただきたい 」
・シラ電
三日後、シラ電から着信アリ。
しかし、時すでにおそし。
すでに、不動産業者が買い取ったあとだった。
高級リフォームを実施後、転売予定だそうだ。
売主様が手紙を発見する八時間前から、内部解体がはじまっていた。
ワタクシが見た時は、無傷のドアと、解体しやすいように、中央で切断された枠が外されて、山積みになっていた。
もったいない。
担当者と話をすると、現状であれば、安く譲れるといふ。
値段を訊いたら、頑張れば、何とかなりそうだ。
その場で購入意思を伝えた。
五日後...
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