先日、ホヤ太郎に電話した。
最近は、田舎に家を買い、残業でなまら忙しいといふ。( なまら≒Very )
よく訊けば、人手不足でアルバイトを探していたところ、近所のシェアハウスに住む女子高生軍団と知り合い、美装とリフォームのバイトを依頼しているそうだ。
「 いやぁ~、毎日過酷ですよ。残業して掃除の方法を教えなくてはいけません 」
と、テレながらいふ。
数人が同時に現場に入って、汚れ仕事を実施してくれるそうだ。
……過酷な労働力投入だ。
ところでこのJK軍団。
茶髪にピアスと見た目は不良だが、よく働くそうだ。
シルバー人民センター( 仮名 )の老人よりも、もの覚えが早く、体が動くそうだ。
JK軍団はJK軍団で、あまりにも不良が多く、偏差値が低いため、田舎ではバイトの面接すら断られる。
そんな時に現れたのが男前のホヤ太郎。
バイト代は即日現金で支給。
友人と入っても可。
しかも、放課後から最低二時間。
時間も融通が利く。
ゆるい職場なので、仲間をどんどん連れてくるといふ。
汚れてもいいジャージ姿で、必死のパッチで壁紙を剥がす女子高生。
職人がいなければ、養成する。
令和の時代の新しい人材育成だ。
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