捨てる女神あれば拾う女神あり。143話で書いた賃貸契約直前でキャンセルとなったビルですが、1ヶ月後に別の方と契約が完了しました。
内見時から「すぐに借りたい」と言い、賃貸契約を「はやく、はやく」とせかされて、こちらがその気になったらまさかのキャンセル。「泣きながら断りの連絡が入った」という仲介会社からの電話を受けた時は驚きました。
40代後半の中年男性が20代のスナックママさんにフラれる話は世の中にありふれているでしょう。でも、まさか自分がそうなるとは。コラムにも「決まった」と書いてしまったのに、どうしてくれるんだと思いました。(コラムを書くのって時間がかかるんです)
しかし人生を長く生き、不動産投資歴を重ね、僕も打たれ強くなりました。過去のもっとひどい経験を思い出し、あれよりマシだとすぐにリカバーしました。自分で自分の気持ちをすぐに切り替えて立て直すメンタルを持つことは、一流を目指す上で必須だと思います。
こういう時にいつも、僕は大学3年生でふてくされて部活に臨んでいた日々を思い出します。紅白戦で相手にボールを取られてファールだという態度をとっていた僕に、同じチームだった4年生の矢後さんから
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる