「なんとか乗り越えることができたんじゃないか」
家族で移住したペナン島から帰国後のこの4年間を振り返ると、この一言に尽きます。その間、コロナ禍、父との別れと悲しみ、その直後からの長期にわたる身体の不調と、色々なことがありました。
幸にも、自分のリズムと人生の流れを予測し、心とお金の準備はしていたので、慌てることなく、流れに身を任せることができました。
もう20年以上前の起業直後に、大橋巨泉さんの『人生の選択』という本を読みました。その時、夏は涼しいところに、冬は暖かいところに住む生活を僕もしたいと起業のゴールを設定しました。
悪戦苦闘をしながらも、レコード店経営、不動産仲介業、不動産投資と仕事を変え、最初のビルの返済が終わったタイミングで訪れたハワイで幸運な出会いがあり、ここでコラムを書くことになりました。その後、家族でペナン島に移住しました。
ところが、憧れていたはずの夢の南国生活なのに、数ヶ月で違和感を覚え、1年ほど過ぎた頃から「このままではいけない」と感じるようになりました。
寒くて乾燥した北風の吹く群馬県の冬が嫌だったのに、四季がある事で自分のリズムとサイクルが作られていたことを実感しまし
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