最近、不動産投資でも純資産を上げていく「 BS重視主義 」が主流になってきています。具体的には物件を長期に保有するのではなく、短期間保有して物件を早期に売却して売却益を積み重ねていって、純資産を上げていく手法です。
特に最近流行っているのが、ご存じの方も多いと思いますが、都内に土地から購入して新築で表面利回り8%以上になるようにRCを建てて、満室にした後もしくは満室見込みの状態で利回り6%以下で売却するという手法です。
このようなBS重視主義の手法が増えている理由として、多法人スキームなどを組み合わせればキャッシュも膨らみ、短期間で規模拡大が図れるからというのもあると思います。
また、金融機関も決算書についてはPLよりもBSを重視、とりわけ純資産がどれだけ伸びているかを評価するようになっていいます。
家賃収入でコツコツと利益を出して純資産を積み上げていくよりも、売却を頻繁に行って売却益を得る方が毎年の利益も大きくなり、純資産の伸び率も( 上手くいけば )倍々ゲームになるので、BS重視主義の傾向になるのは当然なのかなと思ったりもします。
ちなみに会計の世界では、BS重視主義は「 資産負債アプローチ...
特に最近流行っているのが、ご存じの方も多いと思いますが、都内に土地から購入して新築で表面利回り8%以上になるようにRCを建てて、満室にした後もしくは満室見込みの状態で利回り6%以下で売却するという手法です。
このようなBS重視主義の手法が増えている理由として、多法人スキームなどを組み合わせればキャッシュも膨らみ、短期間で規模拡大が図れるからというのもあると思います。
また、金融機関も決算書についてはPLよりもBSを重視、とりわけ純資産がどれだけ伸びているかを評価するようになっていいます。
家賃収入でコツコツと利益を出して純資産を積み上げていくよりも、売却を頻繁に行って売却益を得る方が毎年の利益も大きくなり、純資産の伸び率も( 上手くいけば )倍々ゲームになるので、BS重視主義の傾向になるのは当然なのかなと思ったりもします。
ちなみに会計の世界では、BS重視主義は「 資産負債アプローチ...
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