2024年2月22日、ついに日経225平均株価が34年ぶりに高値更新をしました。それが我々不動産投資家にどのように影響を与えるかについて、考えていました。
日経平均株価自体は組入銘柄も1989年当時からかなり入れ替えしていますので、過去から100%の連続性はありません。しかし、指数としての高値更新は株式投資をする者には意味のある事なのでしょう。
また、時価総額という見方をすれば1989年12月末では611兆円だったのに対し、現在は931兆円とおよそ1,5倍となっています。34年間の時間をかけて1,5倍の規模感ですから30年ほどは市場規模も停滞していたことがわかります。
過去に何度も株価が1989年12月納会を超えられずにいたものが、ついに更新したのですから、世の中に変化が現れたシグナルとして素直に見なければなりません。新NISAが始まったタイミングと合致したとあれば、過去30年とはまったく潮流が変わったという事だと思います。
株の格言で昔から「政策に売りなし」というものがあります。これは投資をする場合に政治的判断に逆らってはいけないという意味です。
政府が「貯蓄から投資へ」と音頭をとった2023
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