1、今年の建築関連を振り返って
さて、前回の不動産関連に続いて、今回は建築関連のお話をできればと思います。今回、「インヴォイス制度」や「2024年問題」などにも触れますが、これは各制度の詳細な説明検討というコラムではないので、かなりわかりやすくざっくりとした説明に留めております。
そのため、興味のある項目については、ご自身でも調べて知識を深めていただければと思います。
2、建築資材や人件費の高騰などで建築費の上昇傾向は続く
不動産価格と同様に建築費も増加傾向だとよく耳にします。建築費が高騰すると、新築マンションの販売価格へと反映されますので、コロナ以後建築費も高騰し、その価格が反映されて、新築マンションは、どんどん高額になっているという印象です。
建築費は、人とモノ、すなわち、工事等の作業を行う大工さん等の人件費と、建物を建てる資材、建材といったモノ自体の価格が反映されていきます。
建材については、コロナ禍で海外の工場がストップし、建物はできているが「トイレ」が入ってこないなどは、よく聞いた話です。さらにロシア等の政情不安や世界的なインフレ傾向もあってか、輸送コスト、資材コストが上昇しているという
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