不動産投資である程度の規模になってくると、賃貸経営をどう引き継がせるかに悩んでいる方が多いような気がします。「 子どもが賃貸経営に興味がない 」「 子どもに任せたいけど、心もとない 」とよく相談を受けます。
相続なんてまだまだ先、なんて考えているうちに・・・、ということはよくある話です。早いうちから、事業承継をするための心構えを知っておきましょう。
1.「 わかってくれている 」という勘違い
自分は賃貸経営をがんばって拡大してきた。その親の背中を見て育った子どもだから、「 自分と同じ気持ちで取り組んでくれるだろう 」と思ってないですか?
はっきり言います。
それは勘違いです。
まずは、その子供に対する幻想を捨てるところから始めましょう。
相続・事業承継が上手くいかない原因のほとんどがコミュニケーション不足です。「 こんなに価値観が違うのか 」。これまで会社の上司や部下、取引先に対して散々思わされてきたでしょう。
子どもなら価値観が一緒ですか?
長年同じ屋根の下に暮らしてきたから価値観が似てくることもあるでしょう。しかし、すでに親元から離れているお子さんはどうでしょうか。恐らく環境も変わって、考え方や価値...
相続なんてまだまだ先、なんて考えているうちに・・・、ということはよくある話です。早いうちから、事業承継をするための心構えを知っておきましょう。
1.「 わかってくれている 」という勘違い
自分は賃貸経営をがんばって拡大してきた。その親の背中を見て育った子どもだから、「 自分と同じ気持ちで取り組んでくれるだろう 」と思ってないですか?
はっきり言います。
それは勘違いです。
まずは、その子供に対する幻想を捨てるところから始めましょう。
相続・事業承継が上手くいかない原因のほとんどがコミュニケーション不足です。「 こんなに価値観が違うのか 」。これまで会社の上司や部下、取引先に対して散々思わされてきたでしょう。
子どもなら価値観が一緒ですか?
長年同じ屋根の下に暮らしてきたから価値観が似てくることもあるでしょう。しかし、すでに親元から離れているお子さんはどうでしょうか。恐らく環境も変わって、考え方や価値...
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