あなた自身や親などが保有している不動産、実は「負動産」になっていないだろうか?
今後、より一層進む少子化と都市部への人口一極集中によって、特に地方における空き家の増加や、土地余りなどの現象が深刻化している。
これまで先祖代々、大切に守られてきた地方の土地が、現在ではマイナスしか生み出さない負の資産として、所有者に重くのしかかる問題になってきたのだ。
そういったマイナスの不動産を、我々はどうコントロールしてゆくべきか。
先月出版された、「売れない・貸せない・利益が出ない 負動産スパイラル」(清文社)をひと通り読めば、その道筋が見えてくるかも知れない。
■「負動産」に切り込む二人の著者
この本は、不動産コンサルタントの姫野秀喜氏、税理士の乾比呂人氏の共著。
姫野氏は、外資系コンサルティングファームにおいて大企業の会計/経営コンサルティングに従事したのち、姫屋不動産コンサルティング(株)を開業。不動産におけるコンサルティング事業と共に、メルマガや各種媒体に不動産関連の記事を寄稿するなど、幅広く活動している。
一方、乾氏は、国税局に在職した12年間で約200件の税務調査に携わり、その後、乾比呂人税理士事務所を
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