築古戸建てを工務店と協働して再生する全国古家再生推進協議会(以下全古協)の投資術をご紹介する連載2回目では空き家問題の解決に寄与することで、社会や地域にも貢献。それが長期的な収益にも繋がっている点についてご紹介しよう。
社会や地域への貢献には興味がない、投資では何よりも収益と考える人もいるだろうが、ある程度の期間、その地で収益を上げ続けるためには、その地域の動向は重要である。社会や地域を良くすることは回り回って自分の収益に還ってくるのだ。
関わる人が全員得する仕組み
全古協の投資術には他と異なる点がいくつもあるが、そのうちのひとつが関わる人全員が得する仕組みであるということ。
空き家、古家の所有者は売れなくて困っていた不動産が売れてうれしいし、販売した不動産会社は売却できないと思っていた不動産が売れ、しかもきちんと手数料が入る。古家再生士も物件を案内、購入してもらうことで改修工事が発生、仕事になる。もちろん、購入した投資家も古家の購入で思っていた通りの利回りを得ることができてハッピーである。
そして、さらに地域も空き家が解消されることでほっと安心する。空き家だった家の改修工事をしていると周辺から
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