入居希望者は、部屋探しにおいて積極的にエゴサーチを行っている。
エゴサーチとは、「自分の名前」や「所属する企業名または商品名」を検索エンジンで、社会的な評判や評価を確認することをいう。
第9回入居者ニーズと意識調査(出典:株式会社リクルート、21C住環境研究会)によれば、「部屋探しの際、気になった物件の物件名をGoogleなどで検索をしましたか」という質問に対し、全体の74.7%の人が検索をしたという結果であった。これは、3年前の調査に比べて、15%ほど増えている。
調査ごとに検索をしている人が増えている傾向にあるが、あらゆる不動産ポータルサイトやSNSが普及し、それらをGoogleから情報を拾うことできるようになっていることも、その一因になっているのではないだろうか。
それでは、何を目的として物件名を検索しているのだろうか。
■物件名を検索する目的
物件名を検索したその目的は、人によりそれぞれ違うが明確な理由がある。
「物件の周辺環境を知りたい」という人が60%と最も多くの回答を得ている。
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