日本初、鉄道事業者が手がけた新築の1棟丸ごと民泊マンションが大田区蒲田にオープン、開業に先立つ見学会に参加してきた。以下、これから民泊を考える場合に参考になる点を見ていこう。
●年間180日を超える施設利用が可能な大田区
まず、ポイントになるのは立地。大田区は国家戦略特区として民泊を独自のルール下で合法化しており、2017年3月に閣議決定された住宅宿泊事業法案の枠外。同法案では宿泊施設として提供できる日数を年間で上限180日と定めているが、大田区の場合はその制限に該当しない。
6泊7日以上というルールは適用されるものの、ニーズがあれば365日全日を宿泊施設として活用できるのである。つまり、同じ施設を作るなら特区である大田区に作るほうが高い収益を得られる可能性がある。
●ビジネスホテルの多い街は狙い目
当マンションができるエリアには、ご存じの通り京浜東北線、東急池上線・同多摩川線の乗入れる蒲田駅があり、少し離れて京急蒲田駅がある。複数路線が利用でき、かつ、京急線は羽田、成田の両空港へのアクセスが良好。品川にも近いため、新幹線利用も便利。つまり、蒲田は国内外の移動の要となる場所なのである。
そのため、
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