筆者は、首都圏の築古戸建てを購入、リフォームをして入居付けをおこない、自主管理して運営し、売却して利益を確定するという手法で投資をおこなっている。
近年は投資対象を首都圏郊外から東京23区内の物件に組み替えており、コロナ禍に入ってから、首都圏郊外の物件を2軒売却した。
その売却経緯と、直近で購入を検討した東京23区内の物件の検討経緯を紹介し、首都圏築古戸建て投資の手法について分析する。
コロナ禍で首都圏郊外の築古戸建て2軒を売却
- 令和2年10月に東京・東村山の築古戸建てを売却
令和2年10月に、東京・東村山市の築古戸建てを売却した。売却時のスペック概要は以下のような物件である。東村山市ではあるが、埼玉県所沢駅が最寄り駅となる。
5年前に650万で取得したが、取得時の状態は、1階のリビングやキッチンの汚損、床の腐食が目立ち、750万の売出し価格の物件を指値購入した。
売却は、ネットの一括査定を利用して、地元の市況に精通し販売力が高そうな不動産会社1社と専任媒介を結び、売却を依頼した。コロナ第1波が落ち着いて緊急事態宣言が解除されていた時期であり、不動産の需要もV字回復してい
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