河川氾濫による浸水の頻度を見える化
水害リスクと浸水想定図をまとめて確認
激甚化・頻発化する自然災害。令和に入ってからも全国各地で台風や集中豪雨による被害が相次いでいる。
都市化や気候変動など、水害リスクの背景はさまざまあるが、洪水や浸水リスクの高いエリアに住む人にとっては大きな問題であり、企業にとっても安定的な事業継続に深くかかわる。今後の対策や居住・立地選びのために、現状は把握しておきたい。
こうしたニーズに対して、国道交通省は洪水浸水想定区域図(措定最大規模の洪水を対象)を作成・公表。各自治体はこれをもとに、河川が氾濫した際に浸水が想定される範囲と程度、地域の避難場所などを示した「洪水ハザードマップ」を公表してきた。
これに加え、国土交通省は2022年12月に、防災まちづくりや企業立地の参考となることを目的とした「水害リスクマップ(浸水頻度図)」を作成、ポータルサイトを開設している。
水害リスクマップは、多段階の浸水想定図(発生頻度は小さい
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健美家編集部(協力:
(おしょうだにしげはる))