一般社団法人 日米不動産協力機構(JARECO)は6月7日、東京都内で日米の不動産業界で活躍するリアルター(不動産仲介人)が参加するカンファレンスを開催した。
コロナによる水際対策が緩和されたため、全米リアルター協会の次期会長に内定しているトレイシー・カスパー氏や、ロサンゼルスで日本人リアルターとして活躍し、同協会の日本大使を務めている西川・ノーマン・裕子氏らがアメリカから来日。「不動産業界における女性の活躍」がテーマのカンファレンスということで、会場には多くの女性不動産エージェントを含む100人以上が集まった。
第一部では、同協会チーフエコノミストのローレンス・ユン博士が、アメリカの不動産市場の最新の動向を解説した。異常な金利高が続き、空前の不動産購入ブームは一服したアメリカ市場だが、新興市場として近年注目を集めてきたテキサス州やアリゾナ州を中心に、ニューヨークなどの東海岸、フロリダなどの南部などアメリカの多くのエリアで住宅価格は微増の傾向が続いているという。
一方、ハワイと西海岸では、2023年に入って対前年比で住宅価格は下落傾向とのこと。ま
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(おおさきりょうこ))