最近、知り合いの不動産投資家の売却事例を聞くことが多くなった。それも、かなりの高値で売却できている。やはり、今は売り時なのだろうか。
そんな時、友人の物件に満額の買い付けがはいった。チャンスを逃すリスクを感じ、筆者所有物件でも売却検討を開始した。
■売ることを考えていなかった
筆者には、個人の所有で5年を超過する物件があるが、これまで、売却を真剣に考えていなかった。
理由を振り返ると、下記になる。
1)キャピタルゲイン(売却益)が出ても、インカムゲイン(家賃収入)が減ってしまう
2)獲得したキャピタルゲインで、良い物件を買えそうにない
1)は、キャッシュフローを積み上げることに主眼をおいていたため、手取りが減ることに心理的な抵抗があった。
ただ、遅かれ早かれ、資産の入れ替えを考えるなら、保有時のインカムゲインに見合う、キャピタルゲインを獲得できれば解決できる話だ。
2)が、かなり厄介になる。
売却を検討するほど、価格が高止まりしていることは、買う側にまわれば、なかなか物件が買えないことになる。
■市場の利回り推移を確認
2020年にコロナでリセッション(景気後退)入り
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