市場規模が広がるに従い
社会課題の解決に貢献する商品が続々
一つの不動産を小口化して、複数の投資家が購入出資する「不動産小口化商品」。同じ不動産を共同で所有することから「共同出資型不動産投資」とも呼ばれている。
例えば、都心の好立地に建つ10億円の物件を個人が買うのは現実的でないが、100口にわけて販売すると一口1000万円になり、小口化することで投資のハードルは大きく下がる。
現在は一口十万円程度の案件もあり、資金面から二の足を踏んでいた層を中心に、支持を集めている。
不動産小口化商品の対象は商業施設やマンション、戸建ての住宅など多岐にわたり、それらの特性に応じて投資をするのがポイントだ。
一般的に取得した商品は賃貸用として貸し出され、テナントや入居者から得た賃料収入を口数に応じて投資家に分配するが、テナントが中心の商業施設なら景気により賃料収入が上下したり、賃貸ニーズのないエリアに建つマンションだと満室にならず、十分な分配を得
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる