• 完全無料の健美家の売却査定で、できるだけ速く・高く売却

×

  • 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集

関西「住みたい街ランキング」上位常連の西宮北口駅。2023年、大規模再開発が遂に完成!

都市計画・再開発(地域情報)/神戸・京都/関西 ニュース

2022/06/30 配信

外観イメージパース(計画地北東側から望む)
外観イメージパース(計画地北東側から望む)

大規模再開発の締めくくり施設工事が進行中

関西で「住みたい街」のランキング調査があれば、必ずといってもいいほど上位に上がるのが阪急電鉄「西宮北口」駅。

大阪・梅田へ、神戸・三宮へ特急電車で15分ほどというアクセスの良さはもちろん、駅周辺の再開発による利便性の良さや街並みの美しさが人気の理由だ。

そんな「西宮北口」駅南東エリアの大規模再開発の締めくくりとなる複合施設開発に、阪急電鉄と阪急阪神不動産が着手している。開業は、2023年9月の予定。この街にさらなる魅力をもたらすのは、どのような施設なのだろうか。

阪急西宮ガーデンズ西側の再開発計画地
阪急西宮ガーデンズ本館西側の再開発計画地

商業・教育関連施設と賃貸住宅で人を呼び込む

これまで2008年に阪急西宮ガーデンズ本館オープン、それ以降2018年に同別館、同ゲート館をオープンしてきた西宮北口エリア。その西側に位置する約3000㎡の場所で工事が進んでいるのが、商業施設・オフィス・賃貸住宅の複合施設だ。

コンセプトは、阪急西宮ガーデンズ本館と同じく一体的な街づくりを目指し、「阪神間の豊かな自然環境との調和」。

1階及び歩行者デッキとの接続フロアとなる3階を飲食・物販・サービス店舗などが入る商業施設とし、4~9階を教育関連施設などの来店型テナントが入るオフィスとして、生活利便性をアップさせ賑わいの創出を図るという。

10~14階の上層階は、単身世帯を主なターゲットとした112戸の賃貸住宅に。昨今の働き方の変化に対応したワークスペースを設け、入居者同士のコミュニケーションを促す空間を提供し、成長や学びを企図した交流機会をつくるなど、コミュニティーの醸成も図っていく予定だという。

多くの人を呼び込み、地域及び沿線の活性化につなげる計画、その完成は楽しみなところだ。

施設概要図
施設概要図

現在の阪急西宮ガーデンズ西側の状況(南西側から)
現在の阪急西宮ガーデンズ本館西側の状況(南東側から)
現在の阪急西宮ガーデンズ西側の状況(北東側から)
現在の阪急西宮ガーデンズ本館西側の状況(北東側から)

歩行者の回遊性を高め、渋滞緩和も目指す街づくり

この再開発工事によるメリットは、もう一つある。西宮北口駅周辺の回遊性が高まるという点だ。南北に走る北口線をまたいで西宮北口駅と阪急西宮ガーデンズ本館をつなぐ既存のデッキを延長し、新施設の3階とつなぐ。デッキを通って西宮北口駅、阪急西宮ガーデンズ本館と往来できるようになる予定だ。

また、高松町交差点では「歩車分離」を行って、買い物客や通勤、通学する歩行者の一層の安全性確保と道路渋滞の緩和も図る。魅力的な店舗が集まる楽しい街を、よりスムーズに、快適に通行・散策することができるようになるというわけだ。

アクセスの良さ、美しい街並みに加え、移動の利便性が高まるということは、このエリアに注目して住まい探しをする人のさらなる増加につながるといえるだろう。

賃貸共有部分
賃貸共有部のラウンジ イメージパース
賃貸ワークスペース
賃貸共有部のワークスペース イメージパース

ーーーーーーーーーーーーーー

取材・文/赤石牧子

■主な経歴
住宅系出版社3社で編集業務に携わった後、フリーのライターとして活動。得意ジャンルは不動産。これまで取材した不動産は3000件近く。転勤族の夫とともに地方都市を渡り歩く中で、地域ごとに異なる街の在り方、住まいの特性を見聞きするのもライフワークの一つに。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

アクセスランキング

  • 今日
  • 週間
  • 月間

不動産投資ニュースのライターさんを募集します。詳しくはこちら


ニュースリリースについて

編集部宛てのニュースリリースは、以下のメールアドレスで受け付けています。
press@kenbiya.com
※ 送付いただいたニュースリリースに関しては、取材や掲載を保証するものではございません。あらかじめご了承ください。

最新の不動産投資ニュース

ページの
トップへ