■12月26日に地下鉄東西線が開業
2015年12月26日開業に向けて、仙台市営地下鉄東西線のカウントダウンが始まった。仙台には昭和62年7月に開業、平成4年に合併した旧泉市の中心地、泉中央まで延伸した地下鉄南北線があるが、東西方向の公共交通はなく、市民の主な足はバス。
仙台駅西口には日本でも最大規模のペデストリアンデッキがあり、地上部には約8,000㎡の広大なバスプールがあるが、それでもスペースが足りていない。多くのバス路線が仙台駅行きになっているため、仙台駅前と名付けられたバス停が50余もあり、バスを降りてから駅まで5分以上歩く路線もあるほど。加えてタクシーも多く、駅前は常に渋滞している。
こうした事態の打開に加え、戦後野放図に拡大してきた市街地をコンパクト化したいという市の方針もあり、地下鉄東西線が計画された。十字に走る2路線の周辺に市街地を集約していきたいというわけだ。
■沿線では新しい宅地開発も進行中
その東西線は西の八木山動物公園から東の荒井までの13.9キロメートルを13駅で繋ぐ。仙台駅はもちろん、繁華街の
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