AIによるビッグデータ解析を強みとし、不動産の価格査定や物件情報配信など不動産テックソリューションを開発するエステートテクノロジーズ株式会社は、マンションに設置されている設備データを分析し、町丁目までの粒度で周辺エリアの傾向や統計などのデータを出力できるソリューションの提供を開始した。
築年数・平米数を指定すると、該当物件の周辺エリアにおける各種設備の設置状況の統計データをアウトプット。空室率を改善したい物件オーナーに向けて、周辺の傾向と比べて足りない設備を追加リフォームする際の検討材料となる。
また、新型コロナの流行以降テレワークが進み、オフィス事業を脱却しレジデンス事業に軸足をおく事業者も増加している。オフィス物件と居住物件では設備環境も大きく異なるため、そういった新規事業参入を検討中の企業にも役に立つソリューションとなっているという。
■開発の背景
賃貸物件の空室率はアフターコロナに移行するにつれ徐々に改善傾向にある。しかし、中長期的に考えると、「人口減少」「新築建築による供給過剰」という問題により、空室率は上がり続けることが懸念されている。
また、相続税の節税対策として不動産投資を始める
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