株式会社アーキテクト・ディベロッパーは、カーボンニュートラルへの取り組みとして、2023年5月に着工する投資用賃貸住宅より順次、太陽光発電システムを導入する。5月着工の5棟を皮切りに、今年度中に20棟の竣工を目指す。
■太陽光発電システムの導入の背景
近年、地球温暖化は社会的課題となっている。主な原因は二酸化炭素の排出で、この二酸化炭素の排出量を段階的に削減することが求められている。
また、東京都では、2030年度までに温室効果ガス排出量を50%削減(2000年度比)する「カーボンハーフ」に向けた取り組みの一つとして、太陽光発電システムの設置を義務化する新たな制度が2025年4月から開始されるなど、住宅への脱炭素化対策は不可欠と言える。
同社では、これらの課題解決と物件の付加価値向上を目的として、2023年5月以降に着工する投資用賃貸住宅に、太陽光発電システムの導入する。
■導入した太陽光発電システムの特徴
太陽電池モジュールで発電した電気は、パワーコンディショナを通して共用廊下や住戸内に送電される。これらにより、昼間の消費電力の一部を賄うことができ、災害時の日中には、非常用電源として発電した電
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