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より広く民間シェルターの住環境整備を支援するため「LIFULL HOME’S基金」を設立~「えらんでエール」2024年度の助成先決定

企業告知/その他 ニュース

2024/04/04 配信

事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフルが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」は、住まいや暮らしにおいて、一人ひとりが抱える住まいの課題を解決することであらゆる人の“したい暮らし”を実現する取り組み「LIFULL HOME’S ACTION FOR ALL」を行っている。

この取り組みの一つに、安全な住まいの確保に困難を抱える方々の支援に携わる団体を応援する「えらんでエール」がある。

この度、LIFULLは、応援を必要とする団体により広くアプローチするために、公益財団法⼈ ⽇本フィランソロピック財団「LIFULL HOME’S基金」に寄付金を拠出し、基金による公募を経て10団体への助成が決定した。

■需要増の一方で不十分な住環境が課題に。
「えらんでエール」で民間シェルターの住環境整備を支援

現在日本には、DVや虐待の被害者の方々、経済的困窮により親と暮らせない子どもたち、日本にいる難民の方々、ホームレスなど生活困窮者の方々といった様々な理由により、安全な住まいの確保に困難を抱える方が多く存在している。

このような方々の生命を守る一時的な住まいとして、非営利の支援団体が運営する民間シェルターがある。

近年ではコロナ禍での不安定な社会情勢や生活環境の変化の影響から民間シェルターの需要が高まる一方、シェルターを運営する支援団体の財政難により、住環境の整備が十分に行えていないところが多く存在する。

また、財政難の背景には、利用者のプライバシー保護のため、シェルターの存在自体の秘匿性が高く、政府や企業からの支援先としてあまり取り上げられにくい現状がある。

そこで、「LIFULL HOME’S」では、“したい暮らし”以前の住環境の安全が守られていない方々の暮らしをも支えるべく、2019年より「えらんでエール」を開始した。

「えらんでエール」は、「LIFULL HOME’S」でユーザーが物件を問合せした後のアンケート画面で、自らエールを届けたいと思う分野を選ぶことで、ユーザーに代わり「LIFULL HOME’S」の売上の一部からその分野で活動する団体を支援する取り組み。

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■「LIFULL HOME’S基金」について

2019年に開始した「えらんでエール」の活動では、これまでも支援団体への寄付を行ってきたが、2024年度より、⽇本フィランソロピック財団「LIFULL HOME’S基金」で助成先を公募する仕組みに変更した。

これにより、より多くの住環境の整備を必要としている支援団体へアプローチし、助成金を提供することが可能になった。助成金は、民間シェルターの家電や家具の購入・修繕など、住環境の改善に役立てられる。

第1回「LIFULL HOME’S基金」募集では、10団体に対し、合計700万円の助成が決定した。今後も「LIFULL HOME’S」では、この取り組みを通じ、誰もが自分らしく“したい暮らし”に出会える世界の実現を目指した活動を行っていくという。

■第1回「LIFULL HOME’S基金」助成先一覧(五十音順)

団体名:一般社団法人アマヤドリ (所在地:神奈川県)
事業名:孤立困窮する若年女性/母子家庭向けのサポート付きシェアハウス立ち上げ事業
助成金額:800,000円

団体名:NPO法人子どもシェルターぐんま(所在地:群馬県)
事業名:停電時のための非常電源装置と遮光レースカーテンの設置
助成金額:391,000円

団体名:NPO法人コミュニティワーク研究実践センター(所在地:北海道)
事業名:住まいを失った生活困窮者の方にシェルターを提供する事業
助成金額:756,000円

団体名:NPO法人女性ネットSaya-Saya(所在地:東京都)
事業名:暴力被害女性の自立に向けた居住支援の整備
助成金額:740,000円

団体名:特定非営利活動法人自立生活サポートセンター・もやい(所在地:東京都)
事業名:広義のホームレス状態にある方のためのシェルター事業
助成金額:800,000円

団体名:特定非営利活動法人生活困窮・ホームレス自立支援ガンバの会(所在地:千葉県)
事業名:仕事や住まいを失った方々が再び生活を立て直すためのシェルター事業
助成金額:800,000円

団体名:特定非営利活動法人そらいろコアラ(所在地:栃木県)
事業名:困窮・孤立する妊産婦と赤ちゃんのための民間シェルター運営事業
助成金額:742,000円

団体名:一般社団法人つくろい東京ファンド(所在地:東京都)
事業名:難民・仮放免状態にある人のホームレス化を防ぐための家賃支援
助成金額:780,000円

団体名:特定非営利活動法人RAFIQ(所在地:大阪府)
事業名:難民に対するシェルター提供事業
助成金額:800,000円

団体名:認定特定非営利活動法人ロージーベル(所在地:宮城県)
事業名:ステップハウスを設置し、自立のための支援をする
助成金額:391,000円

■LIFULL HOME’S ACTION FOR ALL / FRIENDLY DOOR 事業責任者 龔 軼群(キョウ イグン)氏コメント

『やむを得ない事情で逃れなければならない人々、新型コロナウィルスで失業などに遭い、安定した住まいを確保できなくなった人々、家族に頼れない子供や若者たちなどの居場所や一時的な住まいを守ること。それは、人のいのちを守ることだと捉えて、私たちはこの「えらんでエール」という活動に取り組んでいます。

公的支援が少ないからこそ、民間が後押しをしていく。そして、「LIFULL HOME’S」に訪れ、利用してくださったユーザーの方々の応援(エール)をお金に換えて民間シェルターをサポートする。日本におけるハウジングファーストを広げることも私たちの大切な役割だと考えております。

このたび日本フィランソロピック財団「LIFULL HOME’S基金」が設立され、公募を行うことで、より多くの団体様に繋がれ、採択できましたことを心より嬉しく思います。今後も地道に継続して社会課題解決に繋げていきたいと思います。』

■LIFULL HOME’S「ACTION FOR ALL」について

LIFULL HOME’S 「ACTION FOR ALL」は、国籍や人種、性別、背負うハンディキャップにかかわらず、誰もが自分らしく「したい暮らし」に出会える世界の実現を目指す取り組み。

「えらんでエール」のほかにも、住まい探しに困難を抱える「住宅弱者」に対して、親身になって住まい探しの相談に応じる不動産会社を検索できるサービス「FRIENDRY DOOR」を提供している。

LIFULL HOME’S「ACTION FOR ALL」

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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