住宅ローンのＡＲＵＨＩ（東京都港区）は23日、東京都内エリア別（23区26市1群）に平均の借り入れ金額をまとめた。同社でローンを申し込んだ成約データの中から新築のマンション・戸建住宅と、中古のマンション・戸建ての物件種類別に調べた。
新築マンションの借入額は港区の5137万円がトップで、２位に豊島区（4717万円）、３位に新宿区（4601万円）が続いた。港区は麻布や青山、赤坂、六本木といった人気の街で、白金や高輪といった高級住宅を擁する特徴で他エリアを大きく引き離して高い借り入れとなっている。東京オリンピックや築地市場の豊洲移転などで注目の江東区が9位（3919万円）にランクインしたのが特徴。
その江東区は、中古マンションで2位（3962万円）と急浮上し、大型商業施設や公園が整備されたことで、ひと昔前の工業地帯で倉庫が立ち並ぶなにもないイメージからの脱却を印象付けた。トップは新築同様に港区で4124万円だった。３位は渋谷区の3870万円。新築との違いとして23区以外からのトップ10ランクインが挙げられ、武蔵野市（3828万円）が４位、三鷹市（3289万円）が９位に入り、武蔵野市は新築マンシ
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