(公社)近畿圏不動産流通機構は、7月21日に2023年4~6月期の近畿圏の不動産流通市場動向に関する調査内容を発表した。
■中古マンション
中古マンション成約件数は、4,052件(前年同期比マイナス6.8%)と3期連続で減少し、市場の売り出し(新規登録)件数は15,798件(前年同期比プラス19.7%)となった。
成約件数は近畿圏の対象12地域中6地域が前年比で減少し、北摂や神戸市、京都市は2ケタ減となるなど、軟調なエリアも多くみられた。
中古マンションの成約価格は、2,711万円(前年同期比プラス2.4%)と12期連続で上昇し、売り出し(新規登録)価格は2,797万円(前年同期比プラス4.7%)となった。
成約価格は12地域中9地域が前年比で上昇し、上昇エリアは前期比で2地域減った。最も価格水準が高い大阪市は31期連続で前年同期を上回り、依然として上昇傾向が続いている。
■中古一戸建て
中古戸建住宅の成約件数は、2,751件(前年同期比プラス1.7%)と2期連続で増加し、売り出し(新規登録)件数は10,378件(前年同期比プラス23.5%)となった。成約件数は12地域中5地域が前年比で増加し、増加
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