|
第6話 |
不動産投資家として成功するプラン ( 29 ) |
|
果てしない道です。周りを見渡してください。投資家と呼べる知人がいるでしょうか。そう、一般の方をお友達とするほど、投資家はヒマではありませんし、生息数は極わずか、希少動物といっても良い人数しか存在しません。なぜでしょう?当然ですが、卓越したスキルと膨大な資金、そして人脈を要求されるからです。
例えば、ジェ○コム男。ジェ○コム株の誤発注を逆手に取り、数時間で 20億円の利益を獲得したと噂されるデイトレの達人ですが、誰もが彼のような卓越したスキルを持てるわけでは有りません。生まれ持ったセンス、そして独自の理論により日々利益を上げているのでしょう。しかしながら、人生が終わるその日まで、今の好調を維持できるかと言うと疑問。なぜなら、昭和の相場師、是川銀三さんでさえ、死を迎えた時には それから、ウンカのように存在する株の投資顧問会社。彼らの儲けの源泉は、舌先三寸で加入させた会員の会員費用と利益分配金。会社の維持経費が出せなくなると、会員の預託金をかすめ取り、会社更生法という名の倒産劇を演じるのはご存知の通り。 では、プロの投資会社として知られる外資系投資銀行であれば大丈夫でしょうか。彼らを構成する社員は一騎当千のツワモノ、金融工学の博士号取得者も珍しくありません。ところが、こうした外資系投資銀行も、サブプライムローンやモノローンで青息吐息。一時、栄華を誇る利益を上げたとしても、毎年、その利益を維持するのはイバラの道なのです。 なぜだと思います? それは、競争が激しいからです。当たり前ですが、デイトレはゼロサムゲーム。利益を上げる方々の一方では、損失をこうむる方が必ずいます。株の値動きを百発百中で当てるのは不可能。打率 3割で利益を上げれば良いとうそぶく輩も多くいますが、彼らの多くは何時の間にやら世間から姿を消しています。
これが現実。目を逸らしてはなりません。自分に都合の良い部分だけを抜き出し、 何の為に、投資家として成功したいのか、もう一度原点に戻っては如何でしょうか? ウォーレン・バフェット氏のように、歴史に名を残す投資家になりたいのであれば、何も言いません。果てしない道でしょうが頑張ってください。残念ですが、私には歴史上の偉人にアドバイスする言葉がありません。 ただ、生活に不安を持ちたくない。家族の笑顔を守りたいというササヤカな願いであればアドバイス可能。いえ、決して卑下しているわけでなく、己の力量を踏まえ申し上げているのです。
さて、お残りになった方々に、生活を支える
第 1は自己コントロール。これが一番大切です。
第 2番目は、家族内コントロールです。
3番目、投資のコントロールは、自己コントロールと家庭内コントロール能力が十二分に備わってこそ生かされます。自己資金が順調に増加し、家庭が穏やかでこそ、大家さんへの道は開けるのです。 大家さんは、デイトレや株・債権・国債・為替取引などの投資の世界と比較すると、無風と言っても良いほど競争がありません。なぜなら、貸家それぞれが独立して存在が許されるからです。入居すれば、お仕舞い。それ以上に家賃を稼げませんから、過当競争は無いのです。何度も申し上げますが、1軒だけ所有する大家さんも、新丸の内ビルを所有する三○地所も店子にとってみれば同じ大家さん。互いに競争することはありません。 家族の歩幅で、少しずつ貸家を増やしてゆけば、いずれ自立した大家さんになれます。急ぐ必要はないのです。あわてず、あせらず、あきらめず、自己・家庭内・そして投資のコントロール能力を磨きながら、歩んで行けばゴールにたどり着ける世界です。 2009年4月28日掲載 |
藤山 勇司さんのご紹介 藤山勇司オフィシャルサイト不動産競売格付センター981.jp サラリーマン家庭の三男として生まれる。 大学卒業後、商社へ入社。在職中からサラリーマンとの兼業 「 大家さん 」 に挑戦。勤めていた会社が突如倒産し、失業。 その後、専業 「 大家さん 」 に転身。 現在はアパート・マンション 87戸、駐車場などのオーナー。 総資産 4億 7千万円強、毎月の不動産収入は 350万円を超え、今もなおその資産は増え続けている。 【 著書一例 】 |
○ [ 藤山 勇司さんのコラム一覧 / 全6 話 ]
[ 前のコラム ] ( ) の数字は1週間のアクセス数です。





