第10話 
物件調査、内見は後回し! ( 30 )

物件調査の際に、不動産屋さんとアポイントメントを取り
「 部屋の内側 」 がどうなっているかを見る ( =内見 )
をする方がいらっしゃいますが、

できれば初心者のうちは 「 内見は後回し 」 を心掛けたいものです。


■自宅なら 「 内見 」、投資用物件なら 「 外見 」

なぜなら、部屋の内側を見てしまうと、
どうしても 「 自分だったらこの部屋に住みたい / 住みたくない 」
という 「 感情 」 が先に立ってしまい、

投資家として大切な 「 数字の目線 ( =収支が成り立つかどうか ) 」 の
冷静な判断が、二の次になってしまいがちだからです。

投資家として物件を見た場合、実は自分が住みたいかどうかは
優先順位は高くありません。

住まいの好き嫌いは人によって異なりますし、
自分だったら絶対住みたくない!と思うような部屋でも、
家賃がリーズナブルであれば住みたいと思う方はいくらでも
いらっしゃるからです。

例えば、自分は新車しか乗りたくない!
国産車なんてヤダ!
ベンツしか乗りたくない!
と思ったとしても、

世の中には軽自動車でも構わない。中古車でも構わない。
という方はたくさんいらっしゃいます。

価値観というのはとても多様であり、予算や使用目的など、
様々な理由によって最終決定がくだされるのです。

( もちろん、自宅を買うのであれば中身もしっかり見て、
 自分の好きなデザインの部屋を選んだ方が良いですよね! )


■ 「 外見 」 のメリットとは?

そう考えてみれば、

自分の好き嫌いを排除するためにも、
最初は物件の外観だけを見てまわるのも、うなずけるところです。

こうすることのメリットとして 3つあります。

1. 数字だけに集中することが出来る。

感情に左右されず、「 この物件はいくらなら買いなのか? 」
「 家賃をいくらまで下げれば住む人は見付かるのか? 」
と割り切って考えることが出来ます。

逆に、内見をしてしまうと
「 こんなにキレイな部屋なんだからすぐ埋まってしまうだろう 」
「 私だったらいくら払ってもこの部屋に住みたい 」 と
感情で判断してしまいかねません。

2. 「 変えられない要素 」 だけを集中してみることが出来る。

物件の立地 ( 駅からの徒歩分数 ) や周辺の環境、建物の丈夫さなど、
自分が購入後に変更することの出来ない要素だけを集中して
観察することができます。

逆に、部屋の内装はリフォーム予算さえあれば後から
いくらでも変更することが可能です。

結局は購入価格しだい ( =数字の問題 ) と割り切ることが出来ます。

3. 不動産屋さんの手間を省いて感謝される。

物件の内見をする度に不動産屋さんを呼んでカギを開けてもらっていては、
成約に至らない場合、冷やかし半分で呼んでしまっていることになり
迷惑をかけてしまいます。

外観だけチェックして周り、本気で買いたいと思った物件だけ
内見をさせてもらえれば、不動産屋さんからしてみても
購入可能性の高い見込み客だけ相手をすれば良いことになり、
感謝されることになります。

逆に考えてみれば、自分にとっても一人だけで外観を見て回った方が
時間をかけ過ぎることなく、効率的に物件調査をして回ることが出来ます。


■慣れてしまえば、もっとも効率的

最初のうちは、物件を一人で見にいくのは場所を調べるのも大変だったりして
なかなか大変に感じるかもしれませんが、

慣れてくれば、はるかに効率よく物件調査を進めることができますし、
不動産屋さんの手間をわずらわせる必要もなくなります。

もちろん、不動産屋さんにはきちんと物件を見た感想を電話で伝え、
見送りなのか、それとも内見をしたいくらいの本気度なのか、
意思表示をするようにしましょう。

不動産投資の収益物件

2009年2月23日掲載

泉 正人さんのご紹介

泉正人さんのブログ
「日本人みんなで、経済的に
HAPPYになる!」


日本初の商標登録サイト「トレードマークストリート」を立ち上げた後、不動産投資ポータルサイト、カフェ等を経営するかたわら、ファイナンシャル教育の必要性を感じ、日本ファイナンシャルアカデミー株式会社を設立する。

現在、受講生は5万人を超え、独立系ファイナンシャル教育機関として日本最大級となり、投資の基礎となる会計、財務、経済新聞の読み方、マネープラン等から、株式投資、不動産投資等の投資の学校まで幅広いファイナンシャル教育を行う。

受講生の99%が満足するという、ハイレベルな内容の講座を既に300回以上提供し、この内容は日経新聞、日経マネー、日経ビジネス、フォーブス、TBS、フジテレビ、J-WAVE等の新聞、雑誌、テレビ、ラジオ等のメディアからも注目を集めている。

現在は、5社の経営を行うと同時に、自ら不動産投資や株式投資も行う。そのノウハウを多くの人に伝えるため、投資の学校にて自ら講演活動も行っている。

また、ベストセラー著者兼ベンチャー経営者仲間と「JBN(在留邦人ビジネスネットワーク)」を発足し、世界各地で活躍する日本人起業家・ビジネスマンを支援するため、ボランティアで世界各国でセミナーなどを開催している。

マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院 エグゼクティブコース修了

ファインナンシャルアカデミー

【 著書一例 】