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日経平均はあっという間に1万円を割り込み、まさに底なし沼の状況です。日本の株式市場は完全に方向感を失い、アメリカの市場をトレースするだけになってしまっているため、前日のアメリカ株式市場を確認するだけで、簡単に相場の方向を予測することができます。冷静に見ると割安に思える株式も、更なる金融不安や、やがて押し寄せてくるであろう更なる景気後退に対する恐怖感などから、売りが売りを呼ぶ展開です。
次のポイントは、10日に行われるG7(主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議)です。市場からは協調利下げが求められており、おそらくその意思決定がなされるものと思いますが、はたしてここで下げ止まるかどうかです。市場関係者は下げのクライマックスが終わり反発するだろうと、期待感をこめて予測していますが、私は、一時的な反発があるにせよそれは限定的な効果しか生み出さないのではないかと考えています。
その理由について、現在の世界的な金融不安や経済情勢、政治動向に関しては私のブログで、随時更新しています。
ところで、株式市場がこれだけ低迷するなか、他にどんなものに投資するがいいのでしょうか。皆さんご存じのとおり、原油や金、銀などの商品も不動産も下落しており、非常に不安定です。これは、証券化やデリバティブ、レバレッジをきかせにきかせた部分が、急速にシュリンク(収縮)しているからです。
また為替はどうでしょうか。意外とドルが強いなと思っている方が多いのではないでしょうか。現在のドルの強さは、市場におけるドル枯渇が主因です。FRBはここ最近、大量にドルを刷っていますが、市場にドルが出て行かないのです。ドルベースで取引される各種債権が流通しないこと、金融機関同士の取引で誰もが疑心暗鬼になり、ドルを融通しようとしないことなどの現象が起きています。各国の中央銀行が協調してドル供給すると決めたのはそういった理由からです。
いま最も怖いのは、垂れ流し続けるドルの信認がどこまで担保されるのかということ。ドルを発行するためには米国債を刷り、それを誰かに引き受けてもらわなければなりませんが、このような状況がいつまで続くのかということです。米国債の格付けは現在AAA(トリプルA)ですが、これが実態に基づくものであるか、疑わしいと思っている人の割合はいま、おそらく幾何級数的に増加しているものと思われます。
ゆえに円高圧力が常にかかっているところへいつ、この波が押し寄せるのか。ところが円高があまりにも急激に進行すれば、今度は輸出主導である日本国内の実体経済が大打撃を受けることは必至です。企業の円高リスクヘッジが相当程度進んでおり、さしたる影響はないと見る向きもありますが、やはりそこまで体制を整えているところは限られるでしょうし、急激な為替の変化は混乱を招きます。また欧州経済もすでにかなり傷んでおり、ユーロもポンドも信頼感がありません。つまり、マネーや債券などのペーパーにはいま、根本的な揺らぎがあるのです。
そうなるやはり金や銀、不動産などの現物・実物が残るということになります。バブルが剥落するなかで下げているこれらの商品ですが、底の固さがあること、ペーパーマネーのもろさがこれから露呈することが考えられることなどを勘案すれば、資産を守るという意味合いでこれらの商品は有力候補であるといえるでしょう。ただし不動産の場合は、物件の選別が非常に重要です。ただでさえバブルマネーが流れ込み、高騰を続けてきたうえ、供給に明らかな過剰感があります。物件を選別する選球眼が必要です。
次のポイントは、10日に行われるG7(主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議)です。市場からは協調利下げが求められており、おそらくその意思決定がなされるものと思いますが、はたしてここで下げ止まるかどうかです。市場関係者は下げのクライマックスが終わり反発するだろうと、期待感をこめて予測していますが、私は、一時的な反発があるにせよそれは限定的な効果しか生み出さないのではないかと考えています。
その理由について、現在の世界的な金融不安や経済情勢、政治動向に関しては私のブログで、随時更新しています。
ところで、株式市場がこれだけ低迷するなか、他にどんなものに投資するがいいのでしょうか。皆さんご存じのとおり、原油や金、銀などの商品も不動産も下落しており、非常に不安定です。これは、証券化やデリバティブ、レバレッジをきかせにきかせた部分が、急速にシュリンク(収縮)しているからです。
また為替はどうでしょうか。意外とドルが強いなと思っている方が多いのではないでしょうか。現在のドルの強さは、市場におけるドル枯渇が主因です。FRBはここ最近、大量にドルを刷っていますが、市場にドルが出て行かないのです。ドルベースで取引される各種債権が流通しないこと、金融機関同士の取引で誰もが疑心暗鬼になり、ドルを融通しようとしないことなどの現象が起きています。各国の中央銀行が協調してドル供給すると決めたのはそういった理由からです。
いま最も怖いのは、垂れ流し続けるドルの信認がどこまで担保されるのかということ。ドルを発行するためには米国債を刷り、それを誰かに引き受けてもらわなければなりませんが、このような状況がいつまで続くのかということです。米国債の格付けは現在AAA(トリプルA)ですが、これが実態に基づくものであるか、疑わしいと思っている人の割合はいま、おそらく幾何級数的に増加しているものと思われます。
ゆえに円高圧力が常にかかっているところへいつ、この波が押し寄せるのか。ところが円高があまりにも急激に進行すれば、今度は輸出主導である日本国内の実体経済が大打撃を受けることは必至です。企業の円高リスクヘッジが相当程度進んでおり、さしたる影響はないと見る向きもありますが、やはりそこまで体制を整えているところは限られるでしょうし、急激な為替の変化は混乱を招きます。また欧州経済もすでにかなり傷んでおり、ユーロもポンドも信頼感がありません。つまり、マネーや債券などのペーパーにはいま、根本的な揺らぎがあるのです。
そうなるやはり金や銀、不動産などの現物・実物が残るということになります。バブルが剥落するなかで下げているこれらの商品ですが、底の固さがあること、ペーパーマネーのもろさがこれから露呈することが考えられることなどを勘案すれば、資産を守るという意味合いでこれらの商品は有力候補であるといえるでしょう。ただし不動産の場合は、物件の選別が非常に重要です。ただでさえバブルマネーが流れ込み、高騰を続けてきたうえ、供給に明らかな過剰感があります。物件を選別する選球眼が必要です。








