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● どうなる資本主義経済? 円高・株安・デフレのあと 5,554 アクセス |
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「 今後の投資を、どう考えたらよいか 」
「 外貨買いなどやめておこう。円高はさらに進む 」 これから、いまを生きる誰もが経験したことのない局面が訪れます。投資家の知力や胆力が問われる時期は、もうすぐです。上記の発言はかなりの言い切り型ですが、大雑把に傾向論として捉えていただければと思います。早ければ数ヶ月、遅くとも 3年くらいで答えが出るでしょう。 2011年くらいまでの世界は、政治も経済も大混沌期です。 G20首脳会合が終わりました。アメリカの経済覇権が終わりを告げる予兆があちこちに出ているなか、各国間の綱引きが、報道には表れない水面下で、かなり行われていたものと容易に推察できます。日本は立場上、 「 ドル基軸の通貨体制を支える努力を払うべきだ 」 とのスタンスですが、実際、日本と同様な意思を持っている国は、そう多くはないでしょう。それより、多くの国が興味を持っているのは 「 ドル覇権の次の体制 」 です。 日本はこの機をチャンスととらえ、イニシアチブを握る提案や行動も出来たはずですが、あえてそれをしなかったのは、たんに戦略がないだけなのか、それとも深謀遠慮があってのことなのかはわかりません。いずれにせよもう少し外交的プレゼンスを発揮することも出来たはずです。 このことに対する失望感を表明する向きが、国内にはありますが、その意図がどちらであったにせよ、このことは長期的に見て日本にいい方向に働くだろうと私は見ています。今後、大きな混沌が訪れる可能性があるなか、今はあまり出過ぎないほうがいいだろうと思うからです。何でもかんでも、戦略的な外交を繰り広げればいいというものでもありません。 かんたんに言えば今回のサミットでは、 100年に一度とも言われる危機を乗り切るために、新たな枠組みを検討するということが確認できなかったという時点で、私は失敗だと思いますし、どのみちそのようなことは、このタイミングでは出来なかったことなのです。そういった意味では今回の、踏み込みの浅いサミットは規定路線、予定通りであったといえると思います。 オバマが大統領に就任して以降、アメリカの国債や企業の業績や、サブプライムをはじめとする各種の膿が露呈して以降、本格的な論議が行われることになると思います。もっともすでに、戦略的な他国は水面下で、虎視眈々と自身の目的達成を狙っていることと思います。今が、ブレトンウッズを越える変革期であると理解しているからです。 これから先は 「 何でもあり 」 の世の中です。年初のアナリストの予想は大はずれ。年央の予測すら大幅にはずしています。過去を時系列でみている専門家ほど、ことの本質が見えなくなっているようです。 このことは、不動産の世界にもあてはまります。かつて 2006年あたり、不動産価格が最高潮に達したころ、とある業界の専門家は 「 今が最後の買い時だ 」 と本気で叫んでいました。ある不動産系シンクタンクの代表は 「 今買える人は幸せだ 」 とまで言っています。彼らは悪気なく、本心からそう言っていたのです。かくして数ヵ月後、不動産価格は天井をつけ、現在の底なし下落相場に至るのでした。 金相場が低迷しています。ヘッジファンドの収縮に加えていわゆる 「 金キャリートレード 」 がおきているためです。ただこれも長続きしません。どこかの段階で爆発的に反転する瞬間が来るでしょう。 原油や穀物の価格が下がり、表面的なインフレが崩落、これからしばらくは強烈なデフレ局面がやってきます。こんなときは、ただ何もしないで現金を持っている人が、もっとも得をしていることになります。 ただ、今は 「 有事 」 です。ドルの切り下げがあるかもしれませんし、ドラスティックな制度変更があるかもしれません。ある意味 「 トンデモ 」 な世界が待ち受けているかもしれないのが、これからの世の中です。 正確に未来を見通せる人など、どこにもいませんし、未来は決まっていません。考えられるいくつかのシナリオを検討し、手を打つのが投資家の正しいスタンスといっていいでしょう。そのなかで不動産はどのように位置づけられるのか、よく吟味してください。 |
長嶋修さんのご紹介 ![]() 長嶋 修さんのブログ 不動産コンサルタント 1967年(昭和42年) 東京都墨田区生まれ 株式会社さくら事務所 代表取締役社長 株式会社長嶋修事務所 代表 不動産投資家倶楽部 「エクシードエックス」主宰 【著書一例】
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