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孫子の代まで満室が続く新築アパートを、信頼できる専門家の協力を得ながら、大家自らが企画 ・ 建築 ・ 運営することを目的とした 『 オンリーワン勉強会 』 。この勉強会を主宰する大家コンサルタント ・ 白岩貢が、大家が出会いがちな様々なトラブル、悩み、疑問を、具体的な事例を通して解説します。
<第12回>
日本の不動産に明日はあるのか
こんにちは。大家コンサルタントの白岩です。
相変わらず、日本のみならず世界中で大変な状況が続いているようです。
先日は、アメリカの FRB が短期金利を実質ゼロにし、さらに量的緩和を
実施することになりました。
GMやクライスラーの行方は相変わらず不透明です。
日本では、あのトヨタでさえ赤字転落かといわれています。
巷には暗い話が満ち満ちており、大家さんたちの心理もマイナス志向になりがちです。
特に、空室や賃料ダウンに悩んでいる方はそうでしょう。
「 日本の不動産に明日はあるのか 」
といった極端な質問をされる方もいます。
しかし、世界中で不景気だといっていますが、5年後、10年後を考えたらどうでしょう。
サブプライムローンの震源地であるアメリカだって、人口は 3億人を超えていまだに増え続けています。
中国やインド、ブラジルなど新興国も、少なくともあと 10年ほどは高度成長を続ける確率のほうが高いでしょう。
日本も、少子高齢化で衰退する一方といわれますが、世界的にみれば相当な貯蓄があり、ものづくりの力はピカイチです。
先日、「 オンリーワン勉強会 」 で講演してもらったブルースターパートナーズの両角さんによると、
東京近郊の川口、錦糸町、横浜などの中古ワンルームを中国や台湾の人が購入するケースが増えているそうです。
本国以外に資産を分散するとともに、いざとなれば血縁や知人が住んだりするために購入するのだそうです。
海外の視点でみると、日本の不動産にはまだまだ魅力があるのでしょう。
実際、100年に 1度の好機(?)かもしれません。
最近も、恵比寿駅や渋谷駅から徒歩 10分以内で坪 100万円台の土地が出てきたりします。
中古物件では表面利回り 10%はもう当たり前。
新築でも、世田谷・目黒で土地から買って建物を建てて、7 〜 8%が可能なケースもあります。
大家として、悲観ばかりすることなく、「 賃貸住宅を通して社会に貢献する 」 といった太い軸さえ間違えなければ、きっとうまくいくと思います。 戦後の廃墟の中から世界のホンダを育てた本田宗一郎さんはこういっています。
「 一つの問題も、考え方によって、ものすごくたくさんの解釈ができる。だが、暗い淵にどんどんはまりこんでいくような解釈を下すことは反対だ。 僕はどんなに大きな失敗をしても、大地をふんまえてグッと立ち上がるような明るい解釈をすることにしている。それでなければ、つぎの段階への新しいエネルギーは引き出せない。」
( 『 ざっくばらん 』PHP研究所 )
土地という資産があれば、それを活かすか発想の余地は無限大です。
日本の明日を切り開き、日本の不動産の可能性をもっと広げるんだというくらいの気概で、
大家もアパート経営や不動産投資に取り組んだほうがうまくいくのではないかと、私は思っています。








