はじめての物件購入!後悔しない「中古アパート・戸建購入」の注意点その2   4,604 アクセス

自己資金が約1500万円ある自営業者です。属性が高くないので融資を使わずに中古アパートの購入を検討したいのですが、何か注意点はありますでしょうか?
今回は、前回に引き続き、 【 運営する事務所 】 宛にいただいた相談企画のその2。「 中古物件購入時の注意点 」〜 基礎編・シロアリ対策 〜 編をお送りしていく。

■脇田の回答

収益物件を購入する際に気を付けなければならないのは、 『 駅からの距離 』 や 『 想定利回り 』 だけではありません。どんなに 『 利回りが高い物件 』 でも、どんなに 『 立地が良い物件 』 であっても、その物件が物理的に欠陥を抱えているようでは安定した収益は期待できません。特に中古物件を購入する際は、建物自体の状態をしっかりと見極めてから投資判断を下す必要があります。

今回は、『 基礎 』 や 『 シロアリ対策 』 に絞って代表的な注意点をお伝えしていきますから参考にしてください。

○中古物件購入時の注意点・4

    基礎の状態 』を確認!
実際に物件を見に行く機会があれば、是非、建物の床下・基礎をチェックしてみて欲しい。建物外部をぐるっと周り、目視で≪ひび割れ≫や≪損傷≫が無いか?を確認していく。

どんなに状態の良い建物であっても多少の≪ひび割れ≫などは存在するので、神経質になり過ぎずに、過去の地震による影響や、不同沈下・湿気による被害の有無などを目視でサッと確認していくと良いと思う。
全ての問題をその場で完全に把握することは難しいので、少しでも気になることがあれば、すぐに第三者へ相談することが重要だ。

また、木造物件の場合特に、室内へ入ったら、
・床に近い部分の柱などにシロアリの被害が無いか?
・もしくはシロアリ予防駆除の施工痕がないか?
を確認して欲しい。

シロアリに喰われた部分は木材が蜂の巣状にボロボロになっているので、すぐに発見できるはずだ。

過去にシロアリによる被害を受けている場合、床面に近い部分だけ新しい木材にやり換えている場合があるので注意が必要だ。こういった場合、現在は問題なくても、将来的に再度シロアリ被害が発生する確率が高いと言えるので、専門業者に別途相談することをお勧めする。

大多数の方がそうだと思うが、もし、自分で上記の判断を行う自信が無い場合は、売主と利害関係の無いリフォーム会社さんや、第三者のインスペクター等の同行を求めるのも手だと思う。全体の投資額から考えれば微々たるコストを掛けるだけで大きなリスクヘッジを行うことができる。

こういったアドバイスさせていただくと、たまに、
「 せっかく条件の良い物件を見つけたのに、そんなのんびりしていたらスピード勝負に負けてしまう 」
とおっしゃる方がいるが、その指摘はナンセンスだ。

スピード勝負に負けたく無いなら、予め初回の物件訪問時に専門家の同行を求めておくか、デジカメと携帯を使って、その場で専門家の意見を求めればいいことだ。

是非、このコラムをご覧の皆さんには、『 利回り 』 や 『 立地 』 と同じくらい、建物の健康状態についても気を配っていただくことをお勧めしたい。少しの手間を掛けるだけで将来の収益がきっと安定してくると思う。

〜次回は躯体・水仕舞い編 お楽しみに。

不動産投資の収益物件

2010年8月16日掲載

脇田雄太さんのご紹介

健美家ニュース編集部
脇田さんのブログ

脇田雄太事務所代表
不動産投資家

大阪在住の32歳
1977年生まれ。B型・おとめ座。
愛車:プリウス

出版社勤務の会社員
エクシードエックス 講師 兼 会員

2007年7月、大阪府にてフルローン融資を受けRCマンション一棟を購入。現在、会 社員生活のかたわら、投資用としてマンション1棟、アパート2棟、一戸建て2軒を所 有。投資家として活動を開始後わずか1年で5棟30室を取得した。

脇田さんの保有物件その1
脇田さんの保有物件その2
脇田さんの保有物件その3

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