数多くの物件を見学していると決まらない理由が見えてくる。室内の場合の要因としては玄関、水回りが2大ポイントだ。
■下駄箱は天井までの高さのものを
まずは玄関、男性、見た目を気にする建築家が見落としがちなのが下駄箱。ある物件ではそもそも下駄箱がデザインされておらず、募集が始まってから慌てて設置したという話を聞いたことがある。それでは、下見時に敬遠されていしまう。
見た目を気にして小さなタイプを付けるケースもしばしば見るが、女性をターゲットに考えるなら、小さなタイプは不満に繋がる。導入できるなら天井までの高さのモノを入れたいところだ。
また、可能であればブーツなどの高さのあるものを入れられるよう、棚が可動式になっているなどのタイプも差別化に繋がる。
ある大手デベロッパーが手がける単身者向きの賃貸シリーズでは、下駄箱内に傘が収納でき、印鑑やペン、鍵など玄関で必要になる小物を収納するトレイも設置されており、人気とか。そうした細やかな気配りが評価されるのである。
玄関ではプ
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