狭小地や変形地、旗竿地などの土地の活用は難しい。しかし、こうした人気のない土地を活用して収益化できれば、価格が周辺相場に比べて格安なだけに、ハイリターンが期待できると着目する投資家は少なくない。
これまで塩漬け状態にせざるを得なかった〝不憫な土地〟は、都市部を中心に地価高騰が進んだことも手伝って改めて注目されており、新たな収益機会をもたらす商品化も進んでいる。
最寄り駅から遠い土地や狭小地、変形地などは、もともとの土地所有者が土地を相続する際に切り売りした結果、面積が小さく、旗竿地などの変形地になる場合が多い。そうした土地の活用方法として、戸建て賃貸のニーズは根強い。
一般的な土地活用と言えばアパート建設が頭に浮かぶ。ただ2015年1月の相続増税を機に、一気にアパートなどの貸家建設が進んだことで供給過剰感が強まり、地方や郊外だけでなく都市部であっても、利便性の悪い立地の物件オーナーは空室に頭を悩ませている。
一方で、若いファミリーをはじめとして戸建て志向の賃貸ユーザーは多いものの、戸建て賃貸の供給が少ないため、集合住宅を選ばざるを得ないとの指摘もある。
戸建て賃貸は、需要に比べて供
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