不動産オーナーともなれば、どうすれば保有物件の価値を損なわず、客付けや賃料収入を安定させればいいか考えるに違いない。立地や周辺環境といった目利きを怠らず、建物や居室の設備に工夫をこらすなど、様々な取り組みをしていることだろう。
そのヒントになるのが、最先端のテクノロジーを採用した「スマート住居」だ。
とりわけ近年はモノとネットをつないだ「IoT(インターネット・オブ・シングス)」の普及が進展しているのは、ご存知の通り。スマホを使い外からエアコンやテレビ、照明を操作したり、献立を提案、買い物をサポートする冷蔵庫も。
クラウドを活用した家電の進歩は急ピッチで実現している。
利便性や安全性をアピールするサービスを続々投入
大手不動産会社を中心に、IoTなどをフックに賃貸物件の付加価値を引き上げるサービスも増えてきた。
例えば東急リバブルは、賃貸マンション「リバーレ」シリーズで、ICカードやスマホで施錠・開錠できるスマートロックを導入すると発表。
2018年6月に東京都新宿区で竣工する新築物件に採用し、以降も完成する
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