かねてよりサブリースオーナーへの賃料不払いが報じられていた株式会社スマートデイズ(東京都中央区)は、4月9日東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請し、受理されたと発表した。
直ちに裁判所より保全処分及び監督命令の発令を受け、清水祐介弁護士が監督委員に選任されたとしている。
女性専用のシェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営していたが、入居者を集められず、オーナーへの賃料支払いとの「逆ざや」により負債が拡大していったもので、負債総額は60億円に上る。
同社では、オーナー向けの説明会を4月12日と14日に都内で開く予定。
会社側の説明によると、2月下旬以降オーナーとのサブリース契約の合意解約及びそれに伴う物件の管理主体の変更を進めてきたが、資金繰りの悪化により入居者に対する生活インフラの確保が困難になる恐れがあるとのこと。
電気、水道などは同社が電力会社などと契約しているためで、関係各位には格別のご理解を賜りたいとしている。
同社は、今年1月からオーナーへの賃料支払いを停止していた。また先月末には、オーナー13名が同社やその役員などに総額2億円の損害賠償を求める訴訟を、東京地方裁判所に起こしていた。その矢
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