全国銀行協会(全銀協)は4月10日、「全国銀行 預金・貸出金速報」を発表した。
それによると、今年3月末の全国銀行(116行)の実質預金(総預金から預金として受入れた小切手・手形のうち、まだ決済されていない手持分を差し引いたもの)は、前月末比11 兆8,251 億円、1.6%増、前年同月末比では24 兆7,787 億円、3.5%増となった。前年同月末比増加は、138 か月連続である。
また、同じく全国銀行の貸出金は、前月末比5 兆2,520 億円、1.1%増、前年同月末比で
は7 兆8,086 億円、1.6%増であった。前年同月末比増加は、79 か月連続である。
同時に発表された、平成29年度全体の数字を見ると、全国銀行の実質預金は、年度中24 兆7,787 億円、3.5%増(前年度は30 兆7,371 億円、4.5%増)となり、19 年連続で増加した。総預金残高は735兆5388億円であった。
また、全国銀行の貸出金は、年度中7 兆8,086 億円、1.6%増(前年度は11 兆2,307
億円、2.4%増)となり、7年連続で増加した。総貸出金残高は488兆7415億円であった。
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