中古戸建て住宅の価格が下げ止まり、8月の三大都市圏の価格動向は上昇トレンドに転じた。東京カンテイの主要都市圏・主要都市別の中古戸建て価格推移によると、首都圏は、7カ月ぶりに3000万円台を割り込んだ前月からの3000万円台回復とはならなかったものの、2949万円(前月比0.8%プラス)と3カ月ぶりに反転上昇した。東京と千葉がけん引した。
東京都と千葉県に関して下落傾向に一服感が出ており、東京都は、前の月に比べて7.7%と大幅に上がった。これに伴い東京23区も上昇し、8930万円(同2.5%プラス)と反転上昇した。都下も同7.4%プラスの4334万円と反転した。
同様に大幅上昇した千葉県は、前月比10.4%と3カ月ぶりに上がり、価格は1941万円だった。千葉市も10.0%上昇の2519万円となった。
一方で神奈川県と埼玉県は下降トレンドとなった。神奈川県は、3173万円(同0.7%マイナス)と5カ月続けて落ち込んだ。横浜市が4334万円(同7.2%プラス)と反転上昇したが、川崎市が同17.5%マイナス(4587万円)と大幅に落ち込み神奈川全体の押し下げ圧力となったほか、相模原
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