2011年以降、日本でもクラウドファンディング(アイディアやプロジェクトの起案者が専用のインターネットサイトを通じて世の中に呼びかけ、共感した人から広く資金を集める方式)が一般化しつつある。
一口にクラウドファンディングといっても、
①寄付型→集めた資金は全額寄付にあて、リターンは無し
②購入型→支援者はリターンとしてモノやサービス、権利などと受け取る
③融資型→出資者は利子という形でリターンを受け取る
④投資型→プロジェクトの利益から配当という形のリターンを受け取る
という4種類があり、日本ではこれまで①②が先行、善意を元にしたものが目についたが、徐々に不動産、空き家などを対象にした③④が登場し始めている。
その中でも最近、注目を集めているのが④の投資型クラウドファンディングを運営するクラウドリアルティだ。
同社が2016年12月1日~2016年12月15日に募集した第一号案件はエストニア共和国内の不動産に関する投資または不動産の有効活用事業を行うために資金を必要としている事業者に複数の貸付を分散して行うというもので、想定利回り(IRR)は税引き前で9.0%(同社の手数料控除後。想定利回りについては
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