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空室と低家賃に苦しむも、管理会社を変えたら「半年で収益改善」。貸主も驚く入居者食堂のチカラ

賃貸経営/空室対策 ニュース

2017/11/16 配信

昨年4月にこのサイトでも紹介(※2016.4.25掲載「部屋選びの決め手が変わる?入居者専用食堂が人気」)した東郊住宅社(神奈川県相模原市淵野辺)の入居者向け食堂「トーコーキッチン」が、予想以上の反響となっている。

すべての管理物件の資産価値向上と、入居者サービスの向上を実現する手段としてスタートして1年11カ月、入居者自らの発信による呼び水効果で入居率は98.5%まで上昇し、周辺地域における家賃相場より2~3割高いにもかかわらず、キッチン周辺の立地であれば築20年以上の築古物件でも入居者が決まるようになった。

トーコーキッチン
食を通じてコミュニケーションの場を提供する「トーコーキッチン」(写真:Kenta Hasegawa)

物件オーナーにとっても、入居率・成約率アップに加え、更新時の住み替えも抑えられるようになり、安定・確実な賃貸経営に結びつくということで、同社への信頼度も向上したという。

何よりも、オーナーもキッチンに出入りすることで入居者と顔なじみになったり、キッチンで利用できるドリンクチケットを入居者に配布したりと、入居者だけでなく物件オーナーもキッチンを前提とした考え方に変化。まさに入居者・物件オ

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