管理会社には旬がある。管理会社の動きをチェックしよう

私はワンルーム16戸のアパートを所有している。購入時は半分が空室で、空室内は結構荒れていた。封水が切れ、下水の臭いが部屋に染み付いていた。

外は雑草が伸び放題で、一部は玄関ドアまで届こうとしていた。隣地の竹がベランダにかかっていたし、駐車場入り口は竹や雑草で通路が狭くなり、出入りするときに車に傷がつきそうな状態だった。

DIYで室内外を整備し、募集できる状況にした。自主管理にしようと思ったが、客付けを考えて、仲介してくれた管理会社Aに管理を依頼。しかし、勉強も努力も足りない管理会社で、空室は一向に埋まらない。

一方で、勢いが出てきた管理会社B。B社はかつて地域で3本の指に入る会社だったが、社長が奥さんに変わり、低迷。その後社長が息子に変わり、あちこちに看板を立てた。ネットにもちょくちょく名前が出てくるようになった。

最初の管理会社Aに「 B社、最近変わってきましたね。看板も増えたし 」というと、「 Bに変えてもいいよ 」という。そこで、「 客付けをした会社にその部屋の管理を委託 」という手法を提案、A社、B社の合意を得た。

B社は次々と客付けしてくれた。一方A社は客付けゼロ。A社の管理戸数が3室...