前回に続いて、大家さん仲間で出かけた東京クルーズのお話を紹介します。船の上で、私の仕事とも関係の深い「 半導体業界への投資 」の話題になりました。以下は、少しマニアックな私と大家仲間のDさんとの会話です。
- Dさん
- 「 世界的な半導体不足と言われていますが、不足しているのは主に車載用ですね 」
- 芦沢
「 車載用半導体は、いわゆるメモリーに代表されるチップ上の線幅が狭い最先端のウェハではない、一世代前の物が使われますから、その当たりを研究して投資銘柄研究をする必要がありますね。車載半導体自体が材料不足となっていても、わざわざ一世代前の古いウェア製造体制を急増させない、ということなのでしょう。
半導体の最先端は、密度ではシリコンウェア上にいかに微細な線幅で回路をたくさん作れるか?
THz( テラヘルツ )級の速度では、シリコン以外のガリウム、ヒ素、窒化系等の化合物でウェハを作れるか?( 6G《 第六世代携帯電話 》等で期待されている )。
この2つに注目です。しかし、半導体は代表的なシクリカル銘柄ですから投資時期の見極めが非常に難しいと感じます。それに技術革新が激しくて、技術的パラダイムシ
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