■ 幾らのどんな区分物件であれば、年間実質手残6%程度で運営できるか?
前回まではFIREを目指し、不動産投資の為のゼロからの自己資金作りを、米株価指数ETFでの資産運用を想定して検討してきました。
こうして、ある程度の自己資金ができたとして、初めての物件購入・入門者向けに、今回からは、私が26年間、運営してきた区分物件のデータを元に作ったシミュレーターを使い、区分物件でのFIREの可能性、得失等を多方面から検討してゆきます。
コラム第18話で「 家賃5万円の区分物件であれば21室でギリギリFIREか?」と申し上げました。また、コラム第19話では、私は20室を超えても、母親の介護が相当長期化しそうだったこと( 結果的に18年間 )、子供の大学費用が重なるのが予想できたこと、何より好きな仕事ができていたこと等でFIREせず、サラリーマンを卒業したのは50室程度の時だったことなどをお話しさせて頂きました。
最初に不動産以外の証券投資のお話を何回かさせて頂いたのは、入門者の方が区分物件投資ありきで、「 ほとんど自己資金がない状態 」でいきなり「 毎月持ち出しになってしまう築浅( 含む新築
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