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2023年は景気後退期へ突入?データで分析するインフレと円安の行方

芦沢晃さん_画像 芦沢晃さん 第49話 著者のプロフィールを見る

2023/1/14 掲載

2022年は急激なインフレで私達の生活にも大きな影響が出ました。年初に当たり、2022年とコロナ禍を振り返ってみたいと思います。自分自身の調査研究の意味でデータ分析してみましたので、共有させて頂きます。ご批評賜れば幸いです。

■ 景気後退期に歴史上ではFFレートは低下

米国の景気は近く景気後退が予想されています。図1の通り、超長期で見ると歴史的にはFFRが低下すると景気後退入りしています。

1)FFレートよりも米国債利回が先行して低下する

図2赤い点線の○印のように歴史的にはFFRよりも米国債利回の方が先に低下し始めます。そして、長短金利差( 米10年債利回-米2年債利回 )の値が反転すると、その直後にFFRがピークを打ち、下落し始めます。すると、更にそこから数か月後にダウ平均が下落して景気後退入りしています。

2)米国債利回は2022年11月にピークを付けた

図3で2022年の動きを見ると、米10年債利回がピークしていますが、FFRは上昇中で、ダウ平均もまだ、下落はしていません。景気後退はこれからだと分かります。

3)長短金利反転が発生中

図4で更に詳細に見ると、赤い点線矢印の通り、2

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プロフィール

芦沢晃さん

芦沢晃さんあしざわあきら

兼業大家・個人投資家

東京城西、城南、京浜地区(川崎、横浜沿岸部)、埼玉(南部)を中心に区分分譲マンションを58棟、60室賃貸運営中

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □1958年
    借家住まいのサラリーマン家庭に生まれる

    □1983年
    アルバイトと奨学金で、都内某大学院博士前期課程で電気工学を専攻し、学位とプロ資格取得。
    電気メーカーに入社。通信システム新規事業の研究、開発、設計等の実務に従事

    □1989年
    自宅中古マンションをローンで購入。バブル崩壊で担保割れとなる

    □1995年
    バブル崩壊で担保割れ売却不能となった自宅を賃貸し個人大家&不動産投資をスタート。
    以後、現金で中古ワンルーム区分マンションを1室ずつ購入し賃貸運営を継続

    □2000年
    アツルハイマー病の母親の在宅介護を開始

    □2004年
    リストラにより46歳で指名解雇。某IT企業へ転職し、ITシステム技術開発実務を担当

    □2007年
    沢孝史さんの「お宝不動産」へ参画。セミナー、執筆&出版を実施。
    サラリーマン不動産投資家として、全国の兼業大家さんと交流

    □2013年
    IT企業の営業職で2度目のリストラに合うも、某電気設備メーカーに転身。55歳にして最前線の現役エンジニアへの復帰を果たす。
    ビル、マンションの電気設備エンジニアの本業を大家業に活用

    □2017年
    本業の電気業界が大再編、リストラの嵐が吹き荒れ、勤務先は債務超過、解体再編。
    大荒れの最中に介護中の母親が急逝。
    一方で、兼業大家業は満室安定経営を継続

    □2018年
    18年間に及ぶ介護(9年間は在宅)が終了し、自身も60歳サラリーマン定年。
    個人対会社での個別契約を結び、兼業公認で、技術支援と後継技術者育成を行う

    □2024年
    個人技術士として、業務技術支援、技術講師、テクニカルライティング、学会参加、個人実験研究、株式投資、不定期にご依頼頂く不動産セミナー講師、執筆依頼、メディア取材等を受けながら、健美家ラジオ木曜日パーソナリティを担当。58棟60室の区分物件で兼業大家業を運営し、家賃+配当で好きな趣味を楽しみ悠々自適・晴耕読雨の日々

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