コロナが5類感染症に移行されましたが、インフレの後遺症はコモディティーの輸入国である日本では、米国より遅れてCPI( 消費者物価 )高騰の波が続いています。(図1)
一方では、大企業の正規雇用者の賃金は上昇傾向ですが、非正規雇用者はほとんど横ばいで、物価上昇分マイナスです。特に若い非正規雇用者は300万円程度の年収が生涯続く可能性があり、この社会体制のまま日本もインフレ社会に入ってしまうと、大変厳しい世の中です。
身内の話で恐縮ですが、私の子供、姪っ子、甥っ子たちが25~30才を迎えており、就職、転職、結婚など、人生の荒波を乗り越えるタイミングを迎えています。とはいえ、投資には興味がなく、「 何をしたら良いか、分からない 」と言っておりました。
今日はそんな身内の若輩へ、実際にアドバイスして実行させている投資の一例とシミュレーションについて、共有させて頂きます。
■ 人的資本による労働収入⇒年収はずっと400万円で、昇給、退職金は無し、と仮定
22才で就職し、生活ペースを確立し、お金の管理も覚え、貯金口座に100万円が貯まった25才から、投資をスタートすると仮定します。
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