コロナ禍で株式市場が急騰しています。時事ネタとして、今回も区分不動産投資とのアセットアロケーションの視点から市場指数について見てみましょう。( 本稿がWeb掲載される3月後半は、一息ついている可能性が大きいかもしれません )
前回のコラムでは、コロナ禍での日・米株式市場と区分マンション㎡単価を検討してみました。日経平均は区分マンション㎡単価に先行し、その日経平均はNY( ニューヨーク )ダウに引っ張られるという相関データに注目して、世界の市場を動かすNYダウとの関係についても「 年次改革要望書 」等の視点から見てみました。
同時に、単なるベンチマークに留まらず、実際の自己資金運用、現金投資した区分物件からの家賃キャッシュフローを生かして、資産分散ポートフォリオ構築するためにも、これらの研究と実践は有益だと思います。
1929年の世界大恐慌直前、NY市場は第一次大戦後の好景気で史上最高値を更新していました。
有名な格言で、「 ウォール街の路上靴磨きの少年が相場を語りだしたら終わりだ!」というのがあります。この際、イングランド銀行の金利引き上げをトリガーに、
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