今回は区分物件では非常に重要な共用部( 建物 )の管理業者さんのお話をしようと思います。特に、これから区分マンション投資を始めようと考えていらっしゃる入門者の参考になればと思います。
■ 管理業者が住民に管理事務室と駐輪場を売却!?
区分マンション投資では、専有部区分物件への投資家が共用部管理会社を選ぶことはできず、物件を購入すると自動的に共用部建物管理会社が付いて来ます。購入後も投資家( オーナー )一人の裁量では共用部管理会社を変えることはできません。
仮に管理会社を変える場合には、管理組合で議決合意される必要があります。つまり、管理会社側から見ると、一旦、受注した管理業務はサクブクリプション・ビジネスとして長期安定収入が約束されるわけです。
オーナー側=管理組合側から見ると、管理会社との緊張感を保たないと適切なコスト、品質、納期で管理業務がなされないリスクがあります。
これは私が15年間以上運営しているある物件の共用部( 建物 )管理業者さんのお話です。仮にA社( 新築分譲以来、ずっと同じ建物を継続管理 )としますが、この管理会社さんがある時、次のようなことをしました。
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