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難しくなった太陽光発電の償却。タイムリミットは間近か?

赤井誠さん_画像 第122話

こんにちは。赤井誠です。今、タイにいます。タイは何度も来ているのですが、日本以上にものすごく暑くて、いろいろ面白い国です。
昼間はタイマッサージを二時間ほど受けてその後、不動産見学などをして、夜は不動産仲間と飲みに出かけています。

日本では所有法人が6月末に決算を向かえ、毎日多忙な日々を過ごしていました。期末に久しぶりに中古で指値の通った物件があり、さらに、以前から欲しかった隣地の持ち主に交渉に行った結果、ある価格で折り合いがつき、そちらも購入することができました。

融資も信金さんがすべて面倒を見てくれて、無事、すべてが完了して、日本の不動産購入は一旦お休みです。また、今期は利益調整がうまくいかず、税額が多くなってしまうため、ギリギリで太陽光発電を購入し、償却により課税の繰り延べを実施しました。

そこで、今回はこの繰り延べのために、太陽光発電の50%一括償却をしたのですが、その手続きがかなり面倒になっていました。本日は、その手続きについてお話します。

今年の3月までは、「 グリーン投資減税 」で簡単に償却できましたが、今年度からは認定設備の太陽光はグリーン投資減税から外されました

そのため、別途一括償却を行うためには、「 生産性向上設備投資促進税制 」のB類としての認定を受けないと、一括償却ができなくなりました。

さらに今年の4月からは一括償却も50%までと非常に厳しくなりました。償却狙いの太陽光発電もそろそろ終わりの時期なのかもしれません。

とりあえず、来年の3月末までは大丈夫ですので、繰り延べを狙う方は検討してみてください。50%の償却を受けるためには以下の書類をすべて準備して、経産省に持ち込み認定を受けなくてはなりません。

1、生産性向上設備投資計画申請書
2、基準への適合状況
3、定款又は登記簿謄本の写し
4、事業報告書の写し
5、貸借対照表( 過去3年分 )
6、損益計算書( 過去3年分 )
7、中小企業者等の場合、直近確定税務申告書( 法人は確定申告書別表一・二、個人事業主は従業員数が分かる税務資料等 )
8、設備投資前図面と設備投資後図面( 配置がわかるもの )
9、代表者等の押印のある社内決裁された設備投資計画書
10、設備投資計画を裏付ける資料( 以下の3つ )
@導入設備の見積書
A売上高・営業利益増加根拠資料
B売上原価・販管費減少根拠資料
11、事前確認書( 税理士等が確認した書類 )
12、返信用の封筒


それらをすべて準備して、事前に税理士さんにチェックしてもらい11の事前確認書を作ってもらいます。

書類のチェックで一番大事なのはAの「 基準への適合状況 」です。以下の式の投資利益率が中小企業の場合、5%を上回ることが必要です。



これは太陽光の場合、問題なく上回ると思いますが、この計算の時にきちんと原価とか販管費に管理費・保険代・草むしりなどの清掃代が抜けなく入っているかとか、その数字の根拠を示す必要があります

それが用意できたら、自分の会社のある管轄の経産省か、購入する太陽光の管轄の経産省に面接の予約を入れる必要があります。関東の場合は非常に混んでいて、時期によっては面接の予約にも何週間もかかることがありますので、注意が必要です。

私の場合は、6月末が決算でしたが、それまでに連携可能な太陽光の手配ができたのが5/20ごろ、それから書類をすべて用意して、税理士さんのチェックをしてもらうのに一週間かかりました。

すぐに経産省に電話して、予約がとれたのが6/3。面接で指摘された不足書類を週明けの6/6に提出して、認可の電話確認ができたのが6/20でした。

ここで注意をしなくてならないのが、この認可が下りた後に連携、発電開始をしないと50%の一括償却が得られないということです。

さらに6/30までに発電開始しないと、決算に間に合わないということで、太陽光発電の会社と連携時期の調整をして、無事6/23に発電開始になりました。

まさに、ぎりぎり、滑り込みセーフでした。

とにかく、年々ハードルが高くなってやりにくくなっていますが、償却の繰り延べにより浮いたお金を複利で運用して、稼ぐというのが太陽光の王道。
最後は価値のない土地と古い設備になるだけなので、現金買いをしても決して投資効率はよくありません。

償却ができなくなれば、投資としては面白くなくなりますので、私自身は今は風力発電などに注目して情報収集をしています。

利益が出だすとよく考えなくてはならないのが償却。海外投資・オペレーションリース・スーパーカーなど様々な減価償却がありますが、課税繰り延べして最終的にその手段で損をしては元も子もありません。
ぜひ、よく検討して償却をうまく利用しましょう。

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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ 赤井誠さん

赤井誠
赤井誠さんのブログ

196X年 横浜生まれ
13棟97室の大家

■ 経歴

北海道大学大学院卒業後、某電機メーカーに就職。2013年に退社し専業大家となる。

不動産投資セミナーの講師等でも活躍。

知識ゼロからはじめて13棟97室。年間家賃収入は約1億800万円(2018年1月時点)

何事にも全力でチャレンジし、現在はアパマン経営に驀進中!

■ 所有物件一覧

□2005年
福岡市アパート 
1DK×10戸
2008年売却済み

□2006年
仙台市アパート 利回り17%
1K+ロフト×10戸
2012年売却済み

横浜市マンション 利回り11%
1K×23戸
2014年売却済み

□2008年
横浜市アパート 新築 利回り11%
1K+ロフト×6戸

横浜市アパート 新築 利回り11%
1K+ロフト×8戸

□2009年
横浜市戸建て 利回り15%
4SLDK+サンルーム

□2010年
横浜市アパート新築  利回り13%
1K×8戸

□2010年
横浜市アパート 利回り20%
1K×4戸

□2011年
横浜市マンション 利回り15%
1K×10戸,1LDK×1戸

□2011年
横浜市マンション 利回り15%
店舗,1LDK

□2012年
杉並区区分マンション 利回り16%
2015年売却済み

□2012年
柏市アパート 利回り20%
1K+ロフト×10戸
2013年売却済み

□2013年
藤沢市パーキング 利回り25%
30台
2016年売却済み

□2014年
横浜市テラスハウス 利回り13%
1LDK x 2

□2015年
横浜市アパート 利回り9%
2DK x 8戸

□2016年
横浜市マンション 利回り11%
2DK x 4戸+ 7LDK シェアハウス

□2017年
横浜市アパート 利回り14%
2DK x 4戸

□2018年
横浜市アパート新築 利回り9.6%
1LDK+ロフト x 2戸

□2018年
横浜市アパート新築中 利回り9.6%
1LDK+ロフト,店舗

□2018年
横浜市アパート新築中 利回り7.6%
1K x 15戸

さらに詳しいプロフィール
幼少期から現在までほか


■ 赤井さんの本

赤井誠
ゼロからの不動産投資(すばる舎)

赤井さん2冊目
本気ではじめる不動産投資(すばる舎)

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