こんにちは赤井誠です。最近の異常気象には本当に驚きます。日本はいったいどうなってしまうのでしょうか。
西日本で災害では大雨で多くの方が被害にあってしまった方はとても大変だったと思います。わずかばかりですが、寄付させていただきました。
また、関東は連日の猛暑で毎日本当にきついですね。このままだと2100年頃には40度が当たり前になってくるという予想もでています。
いったい日本や地球はどうなってしまうのでしょうか。個人的には、早く夏の北海道移住を実現してしまいたいと思います。
■ 高額なお金を払ってテクニックを学ぼうとする人たち
さて、本日は私が心情的に大事にしていることについて、お話ししたいと思います。
「 人は苦労して手に入れたものは大事にするけど、楽して手に入れたものは大事にしない 」
という言葉がありますが、私はその通りだと思っています。
私は以前から高額な費用を払って、短期間にテクニックを学ぶ「 ○○塾 」「 ○○会 」というのは全く意味がないと公言してきました。
そんな会に入ってテクニックを覚えても、不動産事業が決してうまくいくはずがないと思っているからです。会った人にも、当然そう伝えます。
今は1万〜2万円も出せば、アマゾンの中古で必要な本はほとんど買えます。5万円も投資すれば、そんな塾で教わるノウハウなど、いくらでも手に入れることができます。
「 そうはいっても、知識以外にも人脈とかいろいろ紹介してもらえるから 」と言う人もいます。でも、主催者がバックマージンを得ることができる人脈を紹介してもらって、何になるのでしょう。
なぜ、たいしたキャッシュフローも資産もない主催者が、高級車や高級腕時計を身に付け、豪華な海外旅行に出かけられるか、考えればわかることです。すべてあなたの払ったお金が使われているんです。
■ 手に入れるまでの過程が大事
物でも彼女でも情報でも、簡単に手に入ったほうが楽ちんです。お金さえあれば何でも買えます。ただ、私はやはり必死にお金を貯めて買ったものや、苦労して手に入れたものの方を、とても大切にしています。
もちろん、苦労しようが楽して手に入れようが同じもの。ものとしての価値は何も変わりません。
ただ、やはりそれを手に入れるまでの過程における経験や苦労などを同時に手にすることによって、手に入れたものに対する思いが強くなると思っています。愛着とでもいったらいいのでしょうか。
不動産でいえば、二代目で何の苦労もなく相続して始めた人と、自分のお金を貯めてそれを利用しながら、自分の力で拡大した人は、不動産の知識や力が全然違うと思います。
私は受験勉強の頃から塾でテクニックを学ぶより、自分で調べて勉強することを選択してきました。
これは親が倒れてそうするしかなかったというのが真実ですが、でも、結果としてそれは本当に良かった。これが今の自分の考えの骨格を形成したと思います。
会社でも何度も感じましたが、受験テクニックを覚えてテストの点数を良くして偏差値の高い大学を出た人間と、本当にその学科が好きで学んできた人とでは、明らかに後者の方が職場では役に立ったし、会社の中でも中核を担っていました。
不動産のような高額な投資であれば、なおさらです。
自分の力で様々な経験とともに物件数を増やしてきた人と、単にお金を払って買い方などのテクニックを教えてもらって物件を増やした人とでは、圧倒的な力の差があります。
つまらないテクニックを高いお金を払って手に入れるくらいなら、そのお金を頭金にして区分所有を買って、苦労した方が圧倒的に学びは高いです。
■ 安易な考えでいれば淘汰される時代が来る
どうしても必要な知識は必死に学ぶし、身につきます。
どうやって情報を得るのか。
どうやって融資を得るのか。
どうやって満室にするのか。
どうやって決算書を良くするのか。
どうやって金利を下げるのか。
どうやって売却するのか。
自分が学ぼうとすれば、そのための資料はネット上でも本でも見つかります。それを自分で探して、理解しようともせず、楽して手入れた情報で、これから先の厳しい賃貸業を乗り切ることができるでしょうか。
かぼちゃはその一角に過ぎません。
これからは本当に力のある人が生き残り、安易な考えの人は淘汰される時代になると思います。
今からでも遅くありません。自分で苦労して真剣に不動産に向き合っていくことが、自分自身の力をつけ、自分の理想の世界に近づく近道だと思います。