こんにちは。赤井誠です。これまで9回に渡り、「 初心者のための不動産投資の始め方 」として、不動産投資をやるうえで理解してほしいことを書いてきました。
今回は私が多くの成功者と思われる方々と話をしたり、自分自身の今までの経験を通して、不動産投資で成功するために非常に重要だと思うことをお伝えしたいと思います。
多くの初心者の方が購入のノウハウや融資のノウハウを知りたがりますが、単に人から聞いたまま進めていてもうまくいくものではありません。
自分の頭できちんと学び理解しない限り、今後の長い不動産投資の世界の変化に対応し、生き残っていくことはできません。
上手くいっている人はそれぞれ自分の頭で様々な事象を理解し、対応することで利益をあげているのです。是非、今回お話しする重要なことをきちんと知っていただきたいと思います。
1.すぐに行動すること
現在、私は不動産投資によって時間的自由と経済的自由を手に入れることができ、毎日自分の好きな仕事や旅行やスポーツをして過ごすことができるようになりました。これも不動産投資を知ったときに、思い切って不動産投資を勉強してみようと行動したことが大きいと思います。
すぐに不動産業者を回り、当時発売されていた不動産投資の本を徹底的に読んで、内容を理解し、毎日のように不動産販売サイトを見て、簡単なシミュレーションツールをつくり、本当に儲かるのか、様々な物件を仮想購入して、検討していました。
仕事を終えて帰ってきてから毎日いろいろ勉強したことが非常に役に立っています。私の周りには同じように不動産投資によって得た時間やお金を利用して、自分の好きなことをしながら楽しく生きている人がたくさんいます。
一緒にいて常に感じることが、みんないつでもアグレッシブであるということです。ちょっとした情報が手に入れば、すぐに行動して自分の目で確認します。また、お互いに得た情報を惜しむことなく話し、お互いに常に情報強者になっています。
とにかく、良い物件があればすぐに現地に行ってみて内容を精査して自分自身でどう料理できるかを考えています。結果として買えようが買えまいが、必ずそのような繰り返しは自分自身の血肉になっていくことは間違いありません。私自身も今でもこれは繰り返しています。
2.自分の頭で考えること
行動力も本当に重要ですが、自分の頭で考えることも同様に重要です。とにかく経験してみないとわからないと事前に調査したり考えたりすることなく、業者やセミナー講師の言うとおりに行動している人もいますが、これではいつまでたっても進歩はありません。
過去に多くの方が試行錯誤して、明らかにわかっていることをあえて経験する必要はありません。人から聞いていい話だと思っても、本当に大丈夫なのか、何かをやる前には慎重に様々なことを調べ考える癖を付けましょう。
ちょっと調べたり考えればすぐにわかることを調べず、自分の経験になるからととりあえずやってみても時間とお金の浪費になります。
確かにすぐに判断しないといい物件は手に入らないことはあります。しかし、それは何も考えずに買い付けを入れることとは全く違います。
普段から様々な物件を見たり調べたりしていて、物件の相場観や土地勘を養い、さらに不動産投資に必要な知識を次々と身に付け、即座にその物件がいいか悪いか判断できる状態にしていることが大事なのです。
不動産投資を進めていくうえで、物件購入・融資付け・リフォーム・客付け・売却など様々な場面で即断即決をすることが求められます。
しかし、即断即決とはあくまで、自分自身ですぐに判断できる知識を持ち、自分の頭で考え、即座に行けそうかどうかを判断する能力を持った人のみができることです。
自分自身で考えられる能力を身に着けていかなければ、絶対にうまくいくことはありません。今、何も考えずにやって、たまたまうまくいっているのであれば、早めにすべてを売却して利確していくことをお勧めします。
古くはブラックマンデー、近年にはリーマンショック、今回の新型コロナショックなど、今後も様々な大変動が起こるのは間違いありません。融資の締め付け・金利の上昇・空室の増加など自分の頭で考えられない大家は今後、間違いなく淘汰されていくと思います。
是非、どんなことでも自分の頭で考えるクセを付けましょう。
【まとめ】
不動産投資で成功するためには、決して人任せにするのではなく、常に自分の頭で考え、行動をすることが大事です。それによって、いろいろ発生するチャンスやトラブルに対して、適切な答えを即ざに導くことができるようになり、即断即決ができるようになります。そのような力を自分自身に身に付けることが、不動産投資の世界で勝ち残る唯一の方法だと思います。