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息子たちへの事業継承の方法。ビジネスで一番大変なのは後継者を育てること。

赤井誠さん_画像 赤井誠さん 第232話

2021/10/14 掲載

こんにちは。赤井誠です。札幌での生活もほぼ半年が過ぎました。もう、札幌は紅葉も始まっていて秋の風を感じます。今月末にはこちらから横浜のほうに戻ります。そろそろ、札幌より横浜の方が快適な生活を送れる季節になりました。

サラリーマン時代は時間的にも拘束されましたが、場所的にも拘束されます。私は時間的に自由になったら、もともと目標にしていた故大橋巨泉さんのように世界中を移動しながら、その時その時で最も快適な場所で過ごしながら、適度に仕事を続けていきたいと思っていました。

今は海外に行くことがなかなかできないのですが、国内にもそれぞれ自分自身にとって良い場所がたくさんあると思います。ここ数年は、自分が快適に過ごせる場所で人生を送ることが如何に快適で贅沢なことなのか、肌身をもって感じています。

このような生活を送れるようにできたのも不動産を始めたからだとあらためて思います。


影響を受けた本

■ 一番大変なのは後継者を育てること

さて、私は好きな不動産に関してはまだまだ働きますか、今年61才になり、将来の事業継承のことを考えない日はありません。個人的には100才まで元気でいるつもりではいますが、こればかりは読めません。

サラリーマンでも一番大変だったのは、自分の後継者を育てるということです。後継者育成というのはとても時間がかかるもので、自分が元気なうちに如何に次の人間に失敗を覚悟でやらせて、最終的に良い方向にもっていくかということがとでも大事です。

私の法人は前期で15期を無事終了しましたが、コロナ禍にもかかわらず、増収増益になりました。さらに前期においてのトピックスとしては、所有株式の95%を息子たちに移管しました。今回はこのことについてお話ししたいと思います。

■ 所有株式の95%を息子たちに移管するまで

1.若いうちに現金を与えないこと

何度かコラムにも書きましたが、私は自分が子供の頃は豊かではありませんでした。さらに中学の時に父が倒れてからは母がお金に苦労しているのも分かったし、自分自身もお金がなかったです。

そのため、自分の子供には同じ思いをさせたくないという気持ちがとても強くありました。その結果、今思うと息子たちが子供の頃は甘やかしすぎてしまったと感じます。

当時の自分はそれでいいと思っていたのですが、やはり、お金に不自由のない生活をしていると結局、自分の力で生きていく力を弱めてしまうことになるような気がします。

現在、息子たちは私の不動産の仕事の一部を手伝ってくれていますが、それに見合う程度の報酬しか与えないようにしています。

2.失敗してもいいから自分自身で体験させること

息子たちも私と一緒に仕事をしていると、基本的にどうしても私を頼るようになります。私自身も自分でやるほうが圧倒的に早いので、ついつい自分でやってしまうことが多かったです。しかし、これはサラリーマン時代の時の失敗と同じことになります。

私自身もいろいろなことをやるのが好きなのでついつい手も口もだしてしまいがちですので、札幌にいる間はすべて子供たちにやらせるようにしています。わからないことはメールなり電話なりで教えて、最終的には自分で考えてやることを重要視しています。

私自身が思っているより、子供たちも意外にできるものだし、それによって本人たちの経験値があがります。何よりも重要なのは本人に自信がつくことです。

3.株価が0のうちに会社の株式を譲る

所有法人の決算が終わり、今年も莫大な納税額になりました。法人2社で分散していますが、不動産の場合は償却が進むにつれて自動的に経費が減り、利益は増えるようになります。

現在の低金利によって、今のところ借入金の利息は平均すると1%を下回っていて借入金の返済は順調に進んでいます。あと5-6年すると中古で手に入れた物件の返済は順次完了してしまいます。

現在は、相続税ベースで所有物件を評価すると、まだ借入金額のほうが大きく、所有不動産の株価は0です。ただ、このまま経営を持続していくと当然のことながら借入金の返済は進み、会社としての価値はどんどん高まっていくことになります。

これは素晴らしいことですが、そうなるとどうしても相続時に莫大な税金がかかってくることになります。それでなくても、各社とも法人税・地方法人税・県民税・市民税・消費税・固定資産税と莫大な金額を納税しています。

このまま放置すると、相続時にせっかく手を入れながら高入居率を維持している物件を処分して現金を作らないと、相続税を支払うことができないという大変な状況になってしまいます。

そのため、今回、株価が0のうちに私を含めて、それぞれの法人のもっている株を再配分して、将来継ぐであろう子供たちに95%株を持たせることにしました。

ただ、せっかく渡した会社を経営能力やビジョンがないうちに自由にさせると、某家具会社の二の舞になってしまいます。あのような状態は渡した親も受け取った子供も不幸にしてしまいます。

今回は、経営権は私と妻が持ち、子供達には経営権は渡さず、10年くらい様子を見て、経営を任せられると考えたら、実際の経営権も譲渡しようと思います。その時は贈与税がかかると思いますが、それは仕方ないことですね。

まだまだ法人の継承は時間もかかるし、いろいろと大変だと思いますが、最後の仕事だと思ってやり遂げたいと思います。


紅葉で色づいたゴルフ場の木々

プロフィール

■ 赤井誠さん

赤井誠さん
赤井誠さんのブログ

1960年 横浜生まれ
18棟127室の大家


■ 経歴

北海道大学大学院卒業後、某電機メーカーに就職。2013年に退社し専業大家となる。

不動産投資セミナーの講師等でも活躍。

知識ゼロからはじめて18棟127室。年間家賃収入は約1億2,000万円(2020年12月時点)

何事にも全力でチャレンジし、現在はアパマン経営に驀進中!


■ 所有物件一覧

□2005年
福岡市アパート 利回り18%
1DK×10戸
2008年売却済み

□2006年
仙台市アパート 利回り17%
1K+ロフト×10戸
2012年売却済み

横浜市マンション 利回り11%
1K×23戸
2014年売却済み

□2008年
横浜市アパート 新築 利回り11%
1K+ロフト×6戸

横浜市アパート 新築 利回り11%
1K+ロフト×8戸

□2009年
横浜市戸建て 利回り30%
シェアハウス 6室

□2010年
横浜市アパート新築  利回り13%
1R+ロフト ×8戸

□2010年
横浜市アパート 利回り19%
1K×4戸

□2011年
横浜市マンション 利回り15%
1K×10戸、1LDK×1戸

□2011年
横浜市マンション 利回り15%
民泊、1LDK

□2012年
杉並区区分マンション 利回り16%
2015年売却済み

□2012年
柏市アパート 利回り20%
1K+ロフト×10戸
2013年売却済み

□2013年
藤沢市パーキング 利回り25%
30台
2016年売却済み

□2014年
横浜市テラスハウス 利回り13%
1LDK x 2

□2015年
横浜市アパート 利回り9%
2DK x 8戸

□2015年
東京都RC新築 利回り8.2%
1LDK x 16戸

□2016年
横浜市アパート新築 利回り8.6%
1K+ロフト×8戸

□2016年
横浜市マンション 利回り11%
2DK x 4戸+ シェアハウス7室

□2017年
横浜市アパート 利回り14%
2DK x 4戸

□2018年
横浜市アパート新築 利回り9.6%
1LDK+ロフト x 2戸

□2018年
横浜市アパート新築中 利回り9.6%
1LDK+ロフト、店舗

□2018年
横浜市アパート新築中 利回り7.6%
1K x 15戸

□2019年
札幌市アパート 利回り15%
2LDK x 4戸

□2020年
札幌市RC 利回り8%
3LDK+ガレージ x 6戸

□海外
ハワイ・バンコク

さらに詳しいプロフィール
幼少期から現在までほか


■ 赤井さんの本

赤井誠さん:著書-1
ゼロからの不動産投資(すばる舎)

赤井誠さん:著書-2
本気ではじめる不動産投資(すばる舎)

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