こんにちは。赤井誠です。先週一週間は札幌に仕事で出かけてきましたが、本当に寒かったですね〜。私の本拠地の横浜との温度差は20度以上、正直かなり大変でした。
ウィンタースポーツをやるには最高の札幌ですが、やらない私には辛かったです。しかし、あの雪景色はやはりとても綺麗ですし、食事も美味しいし、やっぱり札幌は大好きな街なんですよね。
今回、札幌では事務所として二年ほど所有していた戸建ての売却がいい感じの条件で成立し、その決済・引渡しの処理を行ってきました。購入されたのは若夫婦で、仕事場も奥様の実家も徒歩圏ということで、とても喜んでいただきました。
私もそこそこの利益を手にできましたし、仲介会社さんも両手仲介ということで、三方良しのなごやかな雰囲気の中、無事に決済を終えました。
昨年後半からは札幌では新規事務所に移転し、リフォームをしながら運用していますが、本格的なリフォームや運用は春からになると思います。この様子はまた別の機会にお話ししたいと思います。
さてそんな中、本日は定年退職したサラリーマンの同期と話をする機会があったので、彼らの定年後の現状をお話ししたいと思います。現在サラリーマンで不動産投資をやるかやらないかを悩んでいる皆様の参考にしていただければと思います。
1.とある友人の現状
私は、今年62才になりました。大学院を卒業して就職しましたので、同期入社の大学院の人は二年前の誕生日に定年、現役の学卒の人も今年の三月までにすべての人が定年になります。
私が親しくしていた同期は昨年までに全員60才を迎え、無事定年になりました。途中退社は私だけでした。
先日、仲間が全員定年になったので、みんなで集まろうと声掛けしたのですが、ほとんど全員から「 なかなか時間がとれないので難しい 」と連絡が来ました。
決して自慢するわけではないので誤解せずに聞いていただきたいのですが、仲良くしていた仲間は全員、典型的な日本人のモデル的な人生を送ってきています。
具体的には、中学高校の頃から一生懸命勉強し、国立大学や早稲田・慶応・上智などの有名大学を卒業し、一部上場企業に就職。その後も一生懸命に仕事をして、それなりに出世してきた人たちです。
私は53才で中途退職したので、退職金はそれなりでしたが、少なくとも全員3,000万円以上の退職金をもらったのではないかと思います。
日本人のサラリーマンとしては比較的多い方だと思います。しかし、ほとんどの人が定年後も嘱託社員として働き続けるか、別会社への就職をしていました。
彼らからの返答が、「 退職金で住宅ローンを完済したし、年金だけで今の生活を維持できるか心配なので働けるうちに働いて将来に備えてお金をためておく 」とか「 まだ下の子が大学生なので、働かないと学費が心配だ 」ということでした。
考えてみると当たり前なのですが、サラリーマンの定年後は退職金と今までの預貯金がすべてで、それを切り崩しながら、長ければまだ何十年もある家族の人生を支えて生きていかなくてはならないのです。
みんな、将来が心配で60才程度で、まだまだ遊んでいる場合ではないということなのです。
2.不動産投資に勇気を持って進もう!!
みんなと久しぶりに会話して、正直、私もサラリーマンだった頃は同じ気持ちだったことを忘れてしまっていることに気が付きました。今の自分は不動産収入がずっとあるし、このまま続けていれば、死ぬまで収入がある状態が作れています。
この状態がもう当たり前のように感じていましたが、これは本当に凄いことなんですよね。普通にギャンブルなどで無駄な浪費をしない限り、生活に必要十分な収入が今後も続き、さらに年金ももらえます。
当たり前のように旅行したり、ゴルフしたり、美味しいものを食べたり、子供や孫にもお金や物を与えることだってできるのです。
今、現役でサラリーマンをしている方、是非、何もしないで定年を迎えた後どうなるのか、定年後はどのような人生を過ごしたいのか、一度きちんと考えてみて欲しいです。
ある程度の財産を所有していて、今のまま貯蓄をすれば十分に将来もやって行けそうならば、それはそれでいいと思います。ただ、十分な財産を築けていないと思われるのであれば、一日も早く定年後も一定の収入が入る仕組みを構築してほしいと思います。
私はそれには不動産賃貸業はとても有効だと思います。私も今思えばつくづくやっていて良かったと感じています。自分が歳をとってくるとわかりますが、身体は本当に年々きつくなっていきます。
私は人一倍に気力・体力のあるほうですが、やはり50才のころに比べれば、いろいろなことが大変になってきます。不動産の収入がなければ、この身体でまだまだ働き続けていなければならなかったかもしれません。
幸い、私たち日本人は、どのような生き方をするかの選択を自分自身でできる国に生きています。世界ではこのような環境で生きられない人たちはたくさんいます。
一度きりの人生です。この幸運に感謝して是非一歩、前に踏み出してもらいたいと思います。